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夫の手をぼんやりとしか思い出せない自分がいた^^【音声と文章】

山田ゆり
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今回は4分27秒の音声で、
夫の手をぼんやりとしか思い出せない自分がいた^^
ということをお伝えいたします。
音声と文章どちらでもお好きな方をどうぞ。


**文章はここからです***
私は愛されています。
大きな愛で包まれています。

失敗しても
ご迷惑をお掛けしても
どんな時でも愛されています。

私は落ち込むことがしょっちゅうです。
人をねたむ時もあります。
いつも意気地なしです。

でもそれが私。
私は私の全てを受容します。

夫の急逝で私たち親子は
いろいろな壁にぶつかりながら
日々成長しています。

3人の娘たちが愛おしい。
あなた、私たちは大丈夫。

ありがとう
あなた。



おはようございます。
山田ゆりです。


今回は、
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夫の手をぼんやりとしか思い出せない自分がいた^^
=============
ということをお伝えいたします。


私は本業で財務・総務を担当している。
昨日、火災保険の更新手続きのために
保険会社の方がお見えになった。

春に人事異動で担当が代わられ
その方と座って話をするのは初めてだった。

簡単な挨拶とお天気などの話をしてから
その方は本題に入り書類を出した。

彼は出された書類を指でなぞりながら
保険内容の説明をしてくださった。


その方の手を見たら
私は話の内容が頭に入らなくなった。


とても毛深い手だった。

そして、その手を見ながら
夫は毛深かった?
どういう手をしていた?と思い出そうとした。

でも、すぐには思い出せなかった。
記憶をたどって行って、やっと夫の手を思い出した。
すぐに思い出せない自分に少しショックを覚えた。

腕はどうだった?
足は?耳は?鼻は?唇は?

ぼんやりとしか思い出せない自分に動揺した。
夫が急逝して7か月が過ぎた。


私は夫の事をもう忘れているのか。
人は年齢とともに、時の経過とともに
少しずつ記憶が薄れていく。
これは致し方ない事。


でも、早すぎないか?
そっかぁ。
私の場合、忘れたのではなく、
生前の夫をあまり見ていなかった気がする。


私は夫と結婚して26年になっても、
夫と目が合うとなぜか恥じらいを感じて
目をそらしてしまっていた。
夫もそうだった。


だから、お互いをあまり直視しなかった。
あーあ、こんな事になるのだったら
もっと夫を見ておけばよかった。
亡くなった夫の事を思いながら反省ばかり。



しかし、思い出ばかりに浸るのではなく
今の家族を大事にしようと思った。


三人の娘たちをもっと見よう。
ぼんやりではなく、
ちゃんと目を見開いて見よう。


どこにどんなほくろがあって
笑うと顔のどの部分にしわができて
怒るとどうなるのか。



大事な家族。
意志を持って現実を見よう。


保険会社の方の説明はどんどん進み
私は時々、もっともらしくうなづいて見せながら
実はそんなことを思っていた^^



今回は
============
夫の手をぼんやりとしか思い出せない自分がいた^^
============
ということをお伝えいたしました。

本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日にしましょう。

山田ゆりでした。


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