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「これが最後」と思うと全てが楽しかったあの頃【音声と文章】

山田ゆり
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≪7分47秒で聴けます≫
音声と文章どちらでもお好きな方をどうぞ。


おはようございます。
山田ゆりです。


今回は、
【「これが最後」と思うと全てが楽しかったあの頃】
ということをお伝えいたします。
 

お誕生日おめでとう。
今日はあなたの誕生日。

子どもは4人欲しかった。
尊敬する先輩に4人のお子様がいるからという単純な理由で。

しかし、現実は甘くはなかった。
本業の仕事の忙しさと初めての子育てで私は疲れ切っていた。
当時は24歳頃が結婚適齢期と呼ばれていた。

私はそれより10年くらい遅く結婚した。
だから「早く子どもを産み終えないといけない」
そんな気持ちがあった。

2学年違いで二女を出産した。
学年は二つ違うが、長女が早生まれだから
実質、年子のようなもので
赤ちゃんが二人いるような状態だった。

毎日、可愛い娘たちを見ることができ、幸せだったが
当時、会計事務所に正社員として勤めていて
仕事・家事・育児で、私の身体はぼろぼろだった。

私は働いていたので子どもたちはミルクで育った。
だから、夜中の授乳は夫でもできることだったが
長女が産まれた時、夫が自発的にしてくれたが、それはすぐになくなり
数時間おきに私は授乳やおむつ替えで起きていた。

当時の写真を見ると、顔は笑っているがどこか疲れた感じの私がそこにいる。
二女が産まれた時、「三人目は諦めよう」そう思った。

しかし、不思議な事に、三人目を諦めたら
テレビのCMに三人のお子さんの姿がやたら目に付くようになった。
出かけると、3人姉弟の家族が多く見えた。

夫にその事を話した。
そして私は三人目を産もうと決めた。

しかし、これまでのように簡単には妊娠しなかった。
40歳近くになっていたから、妊娠しにくくなってきたのかもしれない。
人それぞれだから、一概には言えないが、
特に体を鍛えているわけでもない私は
体力の限界を感じていた。

そして、やっと妊娠した。
上の二人は2学年差なのに、三番目は3学年差になってしまった。
しかも、あと少し遅ければ4学年差になっていたところである。

三番目の妊娠の時も、お腹の赤ちゃんの性別を医師から聞かない事にした。
男の子でも女の子でも、どちらでも良かった。
どちらであっても、私たちのかけがえのない赤ちゃんだから。

私は三番目の妊娠を知り、「これが最後」だと自分に言いきかせた。
お腹の中に赤ちゃんがいる。これがもう最後。次はない。

そう思うと、最後の妊婦時代を私は楽しんだ。
今まで、疲れて大変だと思っていた事でも
「これが最後」「もう、体験できないこと」
そう思うと、何事もありがたかったし、嬉しかった。

定期検診も、もう、次回はないと思うと
これまで2回経験してきたのに、
やる事すべてが発見で、新鮮に感じた。

40歳間近の私は、定期検診の受付の時に
「お母さん?ですよね」と、相手が一瞬戸惑っていたことに少し傷ついたが
それでも気にしない事にした。

三女を無事に出産してからも、おむつ替えも授乳も夜泣きも
もう、これが最後なんだと思うと、楽しかった。

上の二人にも、こんなおおらかな気持ちで接してあげれば良かったと
胸の奥がチクリとした。

私は三人を産み育てながら、仕事はやめずに続けていた。

私が休日の土曜日に、保育園にお迎えに行った時のエピソードは今でも忘れない。
父兄がお迎えに行くと、子どもたちが玄関に集まってくる。
私が玄関に行ったら、三女と同い年のよしかず君が
「〇〇ちゃん、おばあちゃんが来たよー」って言った。
すぐそばにいた保育士さんが「お母さんだよ」って、申し訳なさそうに言った。

20代前半のお母さんの中で、その頃、40代に突入していた私は
子どもたちから見たら、おばあちゃんに見えてもおかしくない。
しかもその時、私は化粧をしていなかったし、
服装も割烹着姿だったから、いかにもおばあちゃんって見えたのだろう。
子どもは正直である。
その正直が、時には言葉のナイフになる。

保育園の運動会も廃品回収も、お遊戯会も、夏祭りも、PTA活動も
「これが最後」そう思うと、全てが楽しかった。

上の二人とは違い、三女は私が産休明けからすぐに保育園に預けた。
両親と一緒に住み、上の二人は数か月間、見てもらっていたが
両親も年齢がかさみ、「もう、疲れたから、三人目はみられない」と言われた。

つまり、生まれて一か月半くらいしかたっていないころから
三女は保育園のお世話になった。

だから、上の二人は、保育園に入りたての頃は
毎朝、保育園の玄関で娘が泣き叫び、
お母さんとの劇的な別れをしていたが
三女は、大きなかごの中に寝た状態でかごごと預けていたから
保育園は家族と同じ位、当たり前だったかもしれない。

三女の成長を綴ったnoteがある。

今までお友達の家に行く時は、いつも私と一緒に出掛けていたのに
「ここからは自分ひとりでいく」と言ったあの日。
あの日、娘の成長を嬉しくもあり寂しくもありと感じた。

娘たち三人三様。
同じ両親なのに、一人一人違う個性。

私は、親にさせてもらい、親として、人間として
たくさんの学びを得てきた。

これからもよろしくね。
お誕生日おめでとう。





今回は
【「これが最後」と思うと全てが楽しかったあの頃】
ということをお伝えいたしました。

本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日にしましょう。

山田ゆりでした。




★☆**アファメーション**☆★

私は愛されています。
大きな愛で包まれています。

失敗しても
ご迷惑をお掛けしても
どんな時でも愛されています。

夫の急逝で私たち親子は
いろいろな壁にぶつかりながら
日々成長しています。

3人の娘たちが愛おしい。
あなた、私たちは大丈夫。


ありがとう
あなた。


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