覆水盆に返らず。やっぱり言えば良かったのかな【音声と文章】
山田ゆり
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※音声と文章、どちらでも楽しめます。
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は
覆水盆に返らず。やっぱり言えば良かったのかな
ということをお伝えいたします。
あなたは
あの時、言えば良かった
と思った時がありませんか。
後悔、先に立たず。
ある部門のトップから電話が来た。
「あとでA子さんにも言うけれど」とおっしゃって、
私にその件を話された。
その部門の従業員に昨日、お子様が誕生されたとのこと。
社内の出生届の関係は私が担当しているから私に電話が来たのだ。
和やかな電話が終わり
私の直属の上長であるA子さんの席を見たら
A子さんは外出中だった。
後でA子さんに言うと言っていたからいいかなと思い、
私は出生届のPDFを電話を下さった方へメールした。
数日後、A子さんから
「〇〇さんにお子さんが生まれたという噂を聞いたけれど
ゆりさん、聞いていない?」とメールが届いた。
私は
「その件は〇〇さんから電話が来ていました。
A子さんにあとで言うからって言っていたので、
お伝えしませんでした。申し訳ございません。」
と軽い気持ちで返信した。
すると偶然にも5分くらいした時に
あの電話を下さった上司が事務所にいらっしゃった。
その時、
「あの時、A子さんに言うからっておっしゃっていましたよね?」
と聞こうか私は迷った。
でも、もし、それを言うと、
A子さんに言い忘れたことを非難しているような感じになり
相手を追い詰めてしまうのではないか、
それは良くないかなと思った。
その上司が私の近くにいらっしゃった。
どうしよう、聞いた方がいいのかと迷った。
私は聞かなかった。
相手のミスに追い打ちをかけるのはやはり気が引ける。
今思い出すと
あそこで私がひと言聞いていれば大ごとにはならなかった。
私は聞かないことを選んだが
もしかして聞けば良かったのかと心が重かった。
すると事務所にいたA子さんが
「〇〇さんに子どもが生まれたって噂、聞いたんだけど。」と
その上司に声を掛けた。
「ああ、そうだ。それ、言おうとして俺、忘れていた。」
とおっしゃると私は思った。
しかし、
「ゆりさんに電話したけど。」って言われた。
えっ?
それだけ?
「あの時、A子さんにも言うけれどっておっしゃっていましたよね?」
とその時聞けば良かったのだが
それはその方を問い詰めていることになる気がして
私は沈黙した。
この時の私の選択も間違っていた。
そして私は
その件を上司から聞いていたのに
数日間、誰にも報告していなかったという事になってしまった。
その後は
社長から内線で呼び出され
どうして聞いた事を上に報告しなかったと言われた。
なぜ社長がそんな事をおっしゃるかと言うと
お子様が生まれた場合、会社からお祝い金が出る。
しかし、生まれてから何日も経っているのにお祝い金がでない、
それが問題だという事だ。
電話を下さった方は社長の次に偉い方。
出生届という事務的な処理の関係で私に連絡がきて、「後でA子さんに言うから」とおっしゃったから
私はあえて直属の上長であるA子さんに報告しなかった。
ここでも私はミスをしている。
「あとで〇〇さんから連絡が行くそうですが」と言って、A子さんに報告すべきだった。
だから、私にはミスポイントがたくさんある。
また、社長は
「〇〇さんから電話を受けた時、
社長やA子さんには伝えたんですか?とそこで聞くのが当たり前だろう」と言われた。
その後、社長のお話は続いた。
ずっと私は責められた。
思ってはいけない事だが
なぜ、こんな小さなことで
社長にこんなに叱責されなければいけないのかと悔しかった。
これが真実ですと言っても、電話を録音しておいたわけでもないから
私の言い訳にしかならない。
真実であっても言い訳は見苦しい。
だから私は事実を飲み込んでひたすら謝った。
私は瞬時の判断を誤る事が多い。
それは相手が傷つくのではないかと
考えすぎるパターンが多いのは自分でも分かっている。
そして、考えすぎて自分が傷を負う。
あなたはそのようなこと、ないだろうか。
私だけなのか。
あの時、ひと言、言えば良かった。
私はそんな反省が多い。
そのひと言は出しゃばりなのか
必要なことなのか。
その判断は、私には結構難しい。
後悔先に立たず
後の祭り
覆水盆に返らず
それは出しゃばりなのか
必要なことなのか。
その判断は、私には結構難しい。
今回は
覆水盆に返らず。やっぱり言えば良かったのかな
ということをお伝えいたしました。
本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。
山田ゆりでした。
◆◆ kindle書籍の制作中です! ◆◆
文章の素案を読んでいただい皆さまからの感想の一部です。
↓
https://yamayuri58.com/tyoubo/wp-content/uploads/2021/11/2021-11-11_21h32_42na.png
◆◆ インタビューを受けました ◆◆
https://www.youtube.com/watch?v=jEq5g0xZ6RY&t=134s
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【自分のための人生】
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『読むとほっこりする』
『胸にじーんと来ました』
などの感想をいただいています。
.。*゚+.*.。 ゚+..。*゚+
大それたことはしなくてもよい
そこに向かう姿勢が大事
日々忘れない努力をする
.。*゚+.*.。 ゚+..。*゚+
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は
覆水盆に返らず。やっぱり言えば良かったのかな
ということをお伝えいたします。
あなたは
あの時、言えば良かった
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後悔、先に立たず。
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「あとでA子さんにも言うけれど」とおっしゃって、
私にその件を話された。
その部門の従業員に昨日、お子様が誕生されたとのこと。
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和やかな電話が終わり
私の直属の上長であるA子さんの席を見たら
A子さんは外出中だった。
後でA子さんに言うと言っていたからいいかなと思い、
私は出生届のPDFを電話を下さった方へメールした。
数日後、A子さんから
「〇〇さんにお子さんが生まれたという噂を聞いたけれど
ゆりさん、聞いていない?」とメールが届いた。
私は
「その件は〇〇さんから電話が来ていました。
A子さんにあとで言うからって言っていたので、
お伝えしませんでした。申し訳ございません。」
と軽い気持ちで返信した。
すると偶然にも5分くらいした時に
あの電話を下さった上司が事務所にいらっしゃった。
その時、
「あの時、A子さんに言うからっておっしゃっていましたよね?」
と聞こうか私は迷った。
でも、もし、それを言うと、
A子さんに言い忘れたことを非難しているような感じになり
相手を追い詰めてしまうのではないか、
それは良くないかなと思った。
その上司が私の近くにいらっしゃった。
どうしよう、聞いた方がいいのかと迷った。
私は聞かなかった。
相手のミスに追い打ちをかけるのはやはり気が引ける。
今思い出すと
あそこで私がひと言聞いていれば大ごとにはならなかった。
私は聞かないことを選んだが
もしかして聞けば良かったのかと心が重かった。
すると事務所にいたA子さんが
「〇〇さんに子どもが生まれたって噂、聞いたんだけど。」と
その上司に声を掛けた。
「ああ、そうだ。それ、言おうとして俺、忘れていた。」
とおっしゃると私は思った。
しかし、
「ゆりさんに電話したけど。」って言われた。
えっ?
それだけ?
「あの時、A子さんにも言うけれどっておっしゃっていましたよね?」
とその時聞けば良かったのだが
それはその方を問い詰めていることになる気がして
私は沈黙した。
この時の私の選択も間違っていた。
そして私は
その件を上司から聞いていたのに
数日間、誰にも報告していなかったという事になってしまった。
その後は
社長から内線で呼び出され
どうして聞いた事を上に報告しなかったと言われた。
なぜ社長がそんな事をおっしゃるかと言うと
お子様が生まれた場合、会社からお祝い金が出る。
しかし、生まれてから何日も経っているのにお祝い金がでない、
それが問題だという事だ。
電話を下さった方は社長の次に偉い方。
出生届という事務的な処理の関係で私に連絡がきて、「後でA子さんに言うから」とおっしゃったから
私はあえて直属の上長であるA子さんに報告しなかった。
ここでも私はミスをしている。
「あとで〇〇さんから連絡が行くそうですが」と言って、A子さんに報告すべきだった。
だから、私にはミスポイントがたくさんある。
また、社長は
「〇〇さんから電話を受けた時、
社長やA子さんには伝えたんですか?とそこで聞くのが当たり前だろう」と言われた。
その後、社長のお話は続いた。
ずっと私は責められた。
思ってはいけない事だが
なぜ、こんな小さなことで
社長にこんなに叱責されなければいけないのかと悔しかった。
これが真実ですと言っても、電話を録音しておいたわけでもないから
私の言い訳にしかならない。
真実であっても言い訳は見苦しい。
だから私は事実を飲み込んでひたすら謝った。
私は瞬時の判断を誤る事が多い。
それは相手が傷つくのではないかと
考えすぎるパターンが多いのは自分でも分かっている。
そして、考えすぎて自分が傷を負う。
あなたはそのようなこと、ないだろうか。
私だけなのか。
あの時、ひと言、言えば良かった。
私はそんな反省が多い。
そのひと言は出しゃばりなのか
必要なことなのか。
その判断は、私には結構難しい。
後悔先に立たず
後の祭り
覆水盆に返らず
それは出しゃばりなのか
必要なことなのか。
その判断は、私には結構難しい。
今回は
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本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
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