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わたしの考えごと #1

乗り気じゃなかった落語のCDをかけた
本題に入る前のお話が良くてね
すっかり聴き入ってしまった


 人間ならば、一度や二度いやもっと十度や二十度、経験があるものでは?
 「知らないのに知ったふりをする」
 いけないことですね

 もっといけないのは、
 「知っているのに知らないふりをする」
 記憶にございません、なんてね

 その上をいくもっといけないことは、
 「知らないのに知らないふりをする」
 救いようがないですわ

知らないのに知らないふりって、どういうことだろう。


ふと、田中みな実のエッセイを読んだ
浅く、狭い人間関係


 人はいくつになっても噂話が好きだし、言っていいことといけないことの区別さえつかない
 誰かに話したかったけど、またその誰かが誰かに何かを言うかもしれない



社会に出てから、コミュニティの中でする会話に、神経を使うことが多くなった。
余計なことを言わない、そんな気を使うようになった。
「あの時の会話は、」と心配するようになった。

知らないふりをして、何かを守ったり、面倒なことに巻き込まれないように
知っているふりをして、話を合わせたり、仲間はずれにされないように

まだ、わたしには上手く表現できなくて、まとめられないけれど、
何か降りてきそうで、ぼんやり考えることにした。

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