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星を知り受け入れる

星の勉強、つまり西洋占星術を勉強し始めて、一年と半年がたつ。
占い師になろうと思っていたわけではなくて、自分のことがもっと知りたくて。でもやればやるほどその情報量の膨大さに呆れかえるだけだった。

勉強したいと思ったきっかけがある。

数年前に機会があって、とても有名な占星術家に、一度だけ見てもらったことがある。

わずか15分ほどの短い時間だったので、それほど多くの情報がもらえたわけでは無いけれど、でも印象に残る言葉をもらった。

「アナタはゼリーみたいなもので、半分死んでる」

なかなかオモシロイ。でも半分死んでいても、やることがあるって教えてくださった。

だからそれを知りたいと思った。

で、一昨年から勉強を始めたのだけれど、知識が定着しない。というかその講座の内容に興味が持てないのだ。

なぜなら情報が細かすぎるから。

まずは大まかな部分を捉えてから、細部に至るのが良いと思うのだが、スケジュールの関係か何か知らないが、初めから細かい情報の山が次々と作られていく。
わからない用語も後から後から出てくるので、それを覚えるだけでイヤになってしまう。

と言うことで、初心に返ってみた。今はちょうど水星逆行の時期だからそんなキモチに自然となる。

見てもらった先生の本を紐解く。

やっぱり大家だけあって、文章の説得力が違う。すんなり言葉が入ってくるのでスラスラ読めてしまう。

その中でさすが‼️と思ったところがココ。

私たちの社会では、そのシステムの維持のためにいろんなルールや法則が成り立っています。法律は人の生死さえも支配し、そのルールの下に私たちの生活は規則正しく運営されているかのように見えます。しかし一方では、人間の心はこうした秩序に飽き足らず、ルールからはみ出した人生をどんどん作り出していくので、ニュースのネタには事欠きません。(中略)
 人間は社会の規則に従いきることができず、生命力はもっと大きな影響の下で働いています。           『完全マスター 西洋占星術』松村潔

結婚は社会的な制度、学校も社会的に作られたもの、経済も社会を運営するために不可欠なルールがあって、それに従って人は暮らしている。
でも星の影響はもっと漠然としていて象徴的な形で、私たちの感情や心理に影響を及ぼす。

だから、こういった地上的なルールを「星は知らない」のだと。

地上のルールに関係なく影響をあたえる星たち。

その星たちを知ることは、今の自分の置かれている状況を客観的に見つめることにつながるのではないだろうか。

社会のルールに従えない時、多くの人は、自分に何か落ち度があったように感じてしまう。

でもそうじゃ無いんだ、それは魂レベルで訴えかける星たちの影響なのかもしれない。そうだとしたら、自分の落ち度じゃなくて、そうならないと自分のタマシイが納得しないからなんだ。

そう思えると、楽になることって沢山あるんじゃないかな。

自分のタマシイの発する声と折り合いをつけながら暮らす。
それを目指したいな、目指せばいいんだって思った。


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