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星の上手な使い方って。。

星の勉強を始めて2年弱。いろいろわかったことがあります。

世の中には星の勉強をしている人が山ほどいるってこと。
そしていろんな人がいろんな情報を発信しているということ。
それでも未来を正確に予想することは難しいということ。

占星術がはじまって4000年と言われていますが、そんな長い歴史があって、どれほどの叡智を集めても無理なのです。ほとんど地震予知レベルじゃないかな。

占星術では10個の星が織りなす角度、その配置によって一つのストーリーを作っていくのですが、それぞれの星には意味があり、その内容は多岐にわたっています。そしてその組み合わせは無限です。

現実とはそれら無限のものから選ばれた一つの形です。
そんなストーリーが事前にわかるわけない、です。

なので将来を知るために占星術を使うということに、魅力を全く感じなくなってしまいました。水晶とかタロットの方がまだ当たりそう。。

そうは言っても、ある程度の傾向のようなものはつかむことができるので、その準備をしておくことは可能です。

例えば、この時期には厳しい星の配置になるので、身体に不調が出やすかったり仕事がうまく行きにくかったりするかもしれない。。だから、身体の不調が出たら早めに受診するとか、仕事であればその時期は星のせいだと諦めて、おとなしくしているとか。。その時期をうまくやり過ごせばいいのです。

また、厳しい星の配置と言っても出方はいろいろなので、その時期にあえて別の厳しいことに取り組んだりすると、そちらに星の作用が流れるということがあります。

極端な例えですが、走るのが得意じゃないけどフルマラソンに出る目標を立てちゃうとか。。イヤなことに敢えて身を投じる、ことが身を守ることもどうやらあるようです。

去年バレエの発表会に出たのですが、それは自分の身を守るためでした。かなり不安定な星の配置でしたので、何か気を紛らわすものが必要だったんです。なかなかハードでしたよ。思った以上に。大人になって初めて怒鳴られたりしましたし。
その上、本番1週間前に立って歩けないほど腰を痛めてしまい、無理して本番に出たので、その後きちんと治るまで半年くらいかかりました。

ですが、結果としては良かったです。

きついリハーサルを乗り越えて、同志のような友達もできましたし、バレエへの取り組み方も変わったと思います。

腰は痛めましが、病気にもなりませんでしたし、精神的にもバレエのことに気を取られて他にストレスを感じる暇はありませんでした。

どうしようもなく逃げ場がないように感じる時、そのことに気持ちを囚われるのではなく、他に視点を向けてしまう、そうすることで星たちから受ける影響をある程度はコントロールすることができるような気がしています。

そして今のこの状況は星たちがこんな状態だからだ、と原因を星に転嫁してしてしまうと意外と楽になれたりするものです。諦めもつきますし。

そんな星の使い方ならできそうな気がしています。勉強して本当によかったと思っていますし、少しずつわかることが増えてきて、ちょっと楽しくなってきました。

占星術を自分のために勉強する、その意外な面白さにハマっています。


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