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私のはじまり。

私は、3人兄妹の末っ子である。

10歳上の兄と、7歳上の姉がいる。

兄はゲーム好きで、姉はアニメ好き。

その影響か、私も子供の頃からアニメやゲームに触れていた。兄や姉が、居間にあるテレビでゲームをしているのをよく見かけた。

しかし私は、そこまで興味を持って見ていなかった。

私が当時好きだったのは、アニメとマンガ、絵を描くこと、もの作り。

・・・ゲームには、特に興味を示さなかった。

だから、小さい頃にやったゲームは、あまり多くはない。バーチャファイター2、ボンバーマン、ポケモン、戦国TURB、モンスターファーム・・・。

その時々、それなりに楽しくプレイしていたものの、熱しやすく冷めやすいという性格ゆえか、ドハマりした!!という記憶はない。

そんな私の転機は、12歳の時にやってきた。

兄が買ったプレイステーションソフト、「テイルズオブエターニア」である。

・・・これが、今の私が形成されるきっかけとなる。

テイルズオブシリーズは、エターニアが販売された時すでに、「ファンタジア」と「デスティニー」が発売されていた。

ファンタジアもデスティニーも、私は存在を知っていた。

ファンタジアにいたっては、姉がハマっていて、毎日のように居間のテレビでプレイしていたのを覚えている。

姉がファンタジアにハマっていても気にしていなかったのに。エターニアを見た時、私はなぜかすごく興味を持った。やってみたくなった。

興味を持った、という話を兄と姉にすると、

「やれば?」

と、兄がひとこと。

兄が買ったソフトだったため、やっていいとは思わなかった私は、やっていいんだ!と、喜んでプレイを始めた。そこから、私のRPG生活が始まったのである。

兄はバイトで忙しくしていたため、主に姉と私で取り合いながらプレイした。

私が好きだったのが、ファラ・エルステッドというキャラクターだ。緑の髪の、格闘系の女の子だ。

すっかりファラにハマってしまった私は、ファラの技を習得しようとよく技の動きをマネしたものだ。

毎日頭の中はエターニアでいっぱいで、今から考えても、あそこまでのめり込んだものはそうない。

今はなつかしさもあり、エターニアというゲームは今の私を形成するキッカケとなった作品なため、私にとって特別な存在である。私に、RPGの楽しさを教えてくれた。エターニアがなかったら、私はRPGを好きにならなかったかもしれない。今でもRPGの魅力に気づかなかったかもしれない。今の私にはならなかったかもしれない。


・・・後に。

私は、ファイナルファンタジー9にドハマりする事になる。

私の、基盤。

それが、テイルズオブエターニアと、ファイナルファンタジー9なのだ。

今回は、私のキッカケの話。

ファイナルファンタジー9については、その魅力については・・・また、そのうちに。


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