心のどっかで助けて欲しいんだろうな

いつからか私の中に正体不明の寂しさが居候している。
1人で本州来た時からかもしれないしもしかしたらもっと前からかもしれない。

あまり人と仲良くなるの得意じゃないから全然友達なんか出来なかったし、誰からも自分の存在が求められていないようで悲しくなって昨年から東京のライブハウスに通うようになった。インディーズのバンドはチケットの売り上げが芳しくなかったりもするから、私でもライブに行けば喜んでくれる。遠くから来たなんて言ったらもっと喜んでくれる。それが当時の私にとって心地よかった。昨年通ってたバンドは、そんな私に居場所をくれて世の中生きにくいよねって否定も肯定もせず寄り添ってくれるバンドだった。今年は年下のバンドの追っかけをしていた。本当にかっこよくて絶対に今後来るから今のうちにと思って沢山通った。駆け出しすぎるとお客さんも少なくてバンドマン同士で仲良くしていて孤独を感じることが多かった。今思えば寂しさを埋めるために通っていたライブハウスで余計寂しくなっていた。
いくら沢山ライブを見てても、何回も対バンして何回も打ち上げしてる仲良しバンドマンには敵わないし敵うとも思っていない。
ただやはり私の優先順位が低いのは明確なのでそれが少しチクッとする。
バンドで孤独を埋めようと選択したのがまずかったのかもしれないけれど。

でもそれでもライブハウスで大切な友達に出会えたのは事実で、それは本当に感謝しているし、相談に乗ってくれるバンドマンがいてくれてるからそう考えると間違いじゃなかったのかもしれないとも思う。

本当は先週で人生終わらせる勢いで生きていたから日付をふと見て自分はなんで今生きているんだろうと考えてしまう。
他の人と比べたら自分には何も目標がなくてやりたいことも出来ることも無くて誰かに何か影響を与えることが出来ている実感もなくて、自分を見失いそうになる。半分死にながら生きているとほんと何もやる気でなくて4割の力で適当に誤魔化そうとするから真面目な大人に叱られる。

あ、今大森元貴が生きて欲しい。といってくれている。この前も好きなバンドマンがせめて12月の初自主企画までは、なんなら3月の未解禁のイベントまでは生きてて。と言ってくれた。それなら生きるかあと自分の意思も何もなく周りに流されながら命を繋ぐ。正直これからもっと彼らが売れる姿を見たくない自分もいる。離れていってしまいそうで。友達でも恋人でもなんでもないから離れるも何もないんだけどね。でもこっちからすると友達に近い感覚で見ている部分が正直あって、将来的に友達を失うと思いながら接するのは辛い。本音を言うとね。結局は全て形なんかとどめてなくて流動的で。時間って本当に薄情で残酷だね。でもね、簡単に裏切られる人生の中にも嬉しいことってやっぱりあってね。最近気になってた人と色々あってLINE交換できて。全然連絡はとってないんだけど、でもそうなると死ぬのはまだもったいないなって思ったりもして。

あぁ、また今日も生きてしまったなあと思いながら眠りにつくんだな。

でもやっぱり1人でテレビを見るのはつまらないし、1人でご飯を食べても味がしない。
寂しいな。1人で生きるの向いてないなとつくづく思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?