【結論】信念を曲げないバンドマンはすごい。

何も失ってないのに、全てを失ったように強く感じる夜がある。
親も友達もお金も夢も、自分が存在してていい場所も。
何も失ってないのに。

なんなら両親過保護だし、友達の質もめちゃくちゃ良いし、そこら辺の大学生よりかは貯金もあるし、明確な夢もあるし、みんな私に「ここにいて」と言ってくれる。

私が最近特に虚無になる時。
それは、好きなバンドマンがどんどん売れて私の手から離れていきそうになる時自分の将来の夢が社会にとって需要があるのかを考える時。

前者はオタクの域だからなんとも言えないけど、
本題は後者。

自分の夢が否定されることが怖くて、今まで考えてきた事が水の泡になる現実があるのが怖くて、今週までの志望理由書が1文字も書けずにいる。

というのも、私が将来したいことは世間では確立されていない、なんなら自分も聞いたことがないようなこと。だからこそ世の中には必要なのではないかと私は思っている。
でもそれが心理の領域なのか。大学院で勉強する必要があるものなのか。わからない。
心理の専門家に「そんなのは心理じゃない」と言われてしまえばそれまでである。

世間的に臨床心理として必要とされているものは、これとはまた違うと思う。でも私がしたいことはストレス社会において必要だと思う。

ずっと暗い曲を歌っていた好きなバンドが急に明るい曲を歌うようになっていた。私は暗い気持ちに寄り添ってくれるそんな彼らの曲が好きだったのに。マイノリティの味方だと思ってたのに。

彼らも、世間の顔色を伺い、多数派の味方になってしまったのか。
確かにタイアップがつくのは明るい曲ばかりだし、テレビに取り上げられるのも元気が出る前向きになれる曲。私も暗い曲を歌うバンドが沈んでいくのを何回も見てきた。

「私がやりたいこと」と「私が求められていること」は多分違う。その葛藤の中でどの選択をするのか。それを決めるのは他でもない自分自身なのである。

少数派につくのか、多数派になるのか。
どちらが正しいという訳では無い。
どちらも正しいと思う。

ただ、ひたすらに、夢を否定されるのが怖い。
怖いから言えない。
それだけ。

でもこの記事を書いていて思った。
私はもう少しマイノリティの味方でいようと。
私の好きなバンドは明るくなってしまったけれど、でも伝えたいことは変わっていなかった気がする。
その音楽にに救われて今の私がいる。
私には音楽で誰かを救うなんてことは出来ないけれど、別の形で、あなたの生きるになりたい。


自分の信念を貫くことは難しい。

否定されてもなお、私は自分の信念を貫いていけるのだろうか。

【結論】信念を曲げないバンドマンはすごい。

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