ホロスコープのアングルと創作キャラの傾向

ホロスコープのアングルを見る事で、創作する上でのキャラの傾向を見ることができるんじゃないかな、という考察です。

アングルって何?

ASC(アセンダント)、DSC(ディセンダント)、ICMCの4つのポイント。
ホロスコープを見る上で、特にASCとMCは重要視されます。
基本的には出生時間が分からないと正確には出せませんが、太陽のある星座をASCの星座として読む事もできます。
ここでは詳しい説明は省略して本題へ…!

アングルとキャラクター像

創作の上で、オリキャラを作る上で。どういったキャラになるのか。アングルの星座を読むで、傾向が見えてくると思っています。
たとえば、ASCは自分自身の外見や雰囲気を示します。描いたキャラクターが本人に似る、ということは多々あります。
ひとつひとつ解説していきますね。

ASC【主人公】

主人公キャラは、ASCの星座が反映されます。作品に自己を投影すればするほど、その傾向は強くなります。
外見もそうでしょうし、性格もそう。同じ作者が描く主人公は、どの作品でもある程度雰囲気が似ている、ということはあると思います。そういった主人公の傾向を示します。

例えばASC牡羊座でしたら、裏表のないまっすぐな、自分を貫くタイプ…といった主人公像が多くなりますし、描きやすく向いているという事でもあります。

主人公でなくても、読者視点のキャラにASCが反映される事もあります。
主人公が、感情移入の難しいぶっとんだ行動をするキャラで、それを見守る読者視点の一般人キャラがいる場合、主人公はDSCの星座、読者視点のキャラがASCの星座っぽくなると思います(実際のキャラ設定が何座かはともかく、雰囲気や性格が)。

DSC【パートナー、ライバル、バディ】

主人公のパートナーやライバル、相棒といった存在には、DSCの星座は反映されます。
DSCは他者を表す星座で、ASCとは180度逆。主人公と性格は真反対だけど、不思議と惹かれ合うパートナー、バディ…といった関係性を描くなら、DSCの星座を意識してみると良いかもしれません。

例えばASCが牡羊座でしたらDSCは天秤座。ガンガン前に進む熱血タイプの主人公(牡羊座)を、「まあまあ」と穏やかでクールな視点で導いていくパートナー(天秤座)。というイメージです。
DSCのパートナーは、恋愛関係でもライバル関係でもアリです。
気が合う仲間、という関係でしたら、ICの星座の方が近いでしょう。

短編でしたら、ASCとDSCの星座を意識したキャラだけでも十分物語は作れますが、さらなる立ち位置のキャラが必要な場合は、ICやMCも参考になります。

IC【友達、家族】

友達や家族といった、気の合う仲間、安心できる相手…といった存在のキャラには、ICの星座が反映されます。
主人公と一緒にいて、励ましてくれる友達、良き相談相手、といった立ち位置のサブキャラ。

ICが蟹座なら、家族や仲間を大事にする、なんでも相談に乗ってくれる存在…みたいな感じ。

MC【先輩、師匠、メンター】

主人公の人生のお手本になってくれる、メンター的存在のキャラには、MCの星座が反映されます。
主人公が迷った時に、人生の先輩が道を示してくれる…そういった立ち位置のサブキャラ。

MCが山羊座でしたら、高い志を持ち、上を目指すために頑張れ…!!と励ましてくれるタイプみたいな。

キャラに反映される天体

アングル以外にも、キャラに反映される天体もあります。
一番わかりやすいのは金星と火星です。
恋愛ものを描く場合、ヒロインは金星星座、ヒーローは火星星座が反映されやすいでしょう。
あとは、もちろん太陽や月も、個人の性格に大きな影響を与えていますから、それがキャラに反映される事もあります。
人前に出ていくタイプの主人公なら太陽星座が反映されたり、プライベートの時間が長い主人公なら月星座が反映されたり。
とはいえ、そのキャラの雰囲気、といったものはアングルが強く出るのではないかと思っています。

まとめ

と、ここまで色々と書いてみましたが、もしかしたら自分の描くキャラはこんな傾向なのかなー?と、考える機会になれば嬉しく思います。
基本的にはASCとDSCは強く出やすいと思いますので、もしわかる方はチェックしてみると面白いかも。

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