To-DoリストならぬDan-Danリストの活用
作業効率を上げるためのテクニックの話。
To-Doリストについて
複数のタスクを進める際は、いわゆるTo-Doリストを作っています。
基本的には、その日一日でやる事をリスト化しています。
□4コマ漫画
□記事を書く
こんな感じですね。タスクを完了したらチェックマークを付ける方法です。
とはいえ、長い作業ですと、まず取り組むのが大変だなーというのがある。
もう少し、作業内容を分割したい。
ので、To-Doリストを細かく分解するという方法も試してみました。
例えば
□4コマ漫画
なら、
□ネタ出し
□下描き
□ペン入れ
□仕上げ
などに4分割する方法。これも効果的だとは思いますが、どこまで分割すればいいかよくわからず、あとそもそもチェック付け忘れがち。
さてどうしたものか。
Dan-Danリストを作る
そこで、私が活用しているのがDan-Danリストというもの。私が勝手にそう呼んでいるものです。
今年はだんだんという言葉が流行ってます、私の中では。
で、Dan-Danリストとは何か?というと、
階段状にチェックリストを作る方法。
こんな感じです。
2段ならこう。
4段ならこうです。
私は、主に百均のメモ用のカードに書いてます。
この階段状のリストを埋めていき、全部埋まればゴールです。
階段の段数は作業内容によって変えれば良いですが、基本的には2~4段。
細かい作業は2段で十分です。
例えば、「日記を書く」なら、
■日記を書く
1段目…1行書く
2段目…今日の分を書き終える【ゴール!】
こんな感じで大丈夫です。
Dan-Danリストの特徴
このDan-Danリストの作り方ですが、
だんだん難易度が上がっていくのが一番のポイントになります。
たとえば、階段が3段あるとしたら、
1段目…難易度★
2段目…難易度★★
3段目…難易度★★★
というように、どんどん難易度を上げていくのがポイントです。
1段目は、1分でできるような、超簡単な難易度にするのがポイント。
文章を書くタスクの場合は、「1行書く」で十分です。
要するに、まずはタスクに手を付けるのが一番大事ですので。
1分で簡単にクリアできる難易度にしておき、クリアしてすぐにチェックマークを付けて達成感を得る。
すると、1段登ったんだし、もう1段、階段を登ろうかな…という気になってくるんですよね。
これがDan-Danリストの大きなメリットです。
もう一つ、ポイントとしては、達成感を味わう事。
たとえその日、階段を最後まで登れなくても、1段でも2段でも、登ることができている。
今日はこれだけ進んだ!と達成感を得られます。その分だけ自分を褒めてあげて下さい。
ヨッシャーーー!!!!!!!!!
と声を上げ、ポーズを取り大げさに喜ぶくらいはしています(一人の時)。
1段登ると次も登りたくなるもの。ギリギリ登れるかどうか?という目標設定も、慣れてくるとできるようになります。ゲーム感覚で、ちょうどいい難易度のDan-Danリストを設定しましょう。
個人的にこのDan-Danリストを使い始めてからというのも、複数タスクを効率良く進める事ができるようになったと感じてます。
よければ参考になさって下さい。
Dan-Danリストの実例
個人的なDan-Danリストの使い方。
本当は少ないタスクに絞るのがいいとは思っているのですが、私は欲張りなため、一日に8個程度のリストを作ってます。多すぎるのでおすすめはできない!
とはいえ、簡単なものでは、
■読書
1段目…本を1段落読む
2段目…そこから学んだことや感想をメモ【ゴール!】
このくらいの難易度。その気になれば3分あればできるタスクです。
それでも、一度始めれば結局10分くらいは時間をかけてしまうものですが、それはそれで良い!
そして毎日、xで4コマを更新しているのですが。
漫画を描く際は、Dan-Danリストをこのように分割してます。
■いつもの4コマ漫画
1段目…どんな漫画を描くか、ぼんやりイメージを練り、下描き前のラフを軽く描いてみる。
2段目…とりあえず原稿用紙に下描き。いつも雑なのですぐ終わる!
3段目…ペン入れ。そこそこの難易度
4段目…ベタ、トーン、仕上げなどなど、完成。
イメージとしては、1段目にかかる時間は1分。というか、この1段目はラフとは書きましたが、実際はまずペンを握って原稿用紙に向かう!というフェイズです(デジタルなのでPC画面の原稿用紙)。ラフはほとんど時間をかけず、すぐに下描きを始めるようなものです。
2段目は5分。3段目が15分、4段目はその日によりますが、30分程度でしょうか。
とはいえ時間があると、細かいところを凝り始めたり、細かく修正したりを続け、つい長々と描いてしまうのですが…。
トーン細かく貼ってる回は1時間半以上かかってると思います。
とはいえ、少しずつ階段を登っている、ゴールに近づいている感覚があればモチベーションは上がるものです。
まとめ
ということで、個人的に使っているタスク管理術、Dan-Danリストの紹介でした。
こういうのって、人それぞれ合う合わないがあるはずで、自分に合った方法を見つけるのが大事だと思ってます。
それもあり、常に試行錯誤している状態ですので今後も、やり方を工夫したり変えていく事もあるでしょうが、現状このDan-Danリストが気に入っているので、当分は使い続けようと思ってます。
参考になれば幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?