#fedibird って何?【Fedibird】
「#fedibirdっていうタグが付いている投稿って、何?」
という疑問をよく見かけるので、いちFedibirdユーザーの視点から「こういう風に使われているよ!」というお話です。
⚠️ Webブラウザでの操作や表示を前提にしています。
fedibirdはサーバーの名前です
「fedibird」はMastodonのサーバー「Fedibird」の名前です。
なぜこの説明が必要なのか疑問に思われるかもしれませんが、Fediverseにアカウントを新しく作ったばかりの場合、そのアカウントがFedibird以外のサーバーに所属している場合に、Fedibirdというサーバーの存在を知らない可能性があり、余計に「このタグ何?」ってなりやすいからです。
主な使われ方
前提として、サーバー公式に決められたルールは存在しません。
しかし、Fedibirdサーバー管理者さんは、#fedibirdタグの使い方に言及していますので、まずはこちらをご覧ください。
えっ、この記事いらなくない?
となるかもしれませんが、もうちょっと具体的に、これを書いている時点でFedibirdユーザー歴約10ヶ月の筆者の視点での使われ方や、#fedibirdタグの魅力を語りたいと思います。
使われ方は、大きく分けて2つです。
Fedibirdというサーバーに関する話題
Fedibirdユーザーとの交流
Fedibirdというサーバーに関する話題
1つ目の「Fedibirdというサーバーに関する話題」は、そのままなので分かりやすいと思います。
Fedibirdの機能についての情報共有や、疑問質問
Fedibirdの便利なオススメ機能の共有や、「こういうことはできる?」「想定した表示にならないけどバグ?」「この機能の使い方が分からない」などの疑問質問に使われています。
⚠️疑問質問について必ず誰かから回答を得られるわけではないので、回答が欲しい場合はFedibirdのサーバー管理者さんに直接メンションしましょう。
Fedibirdサーバー稼働状況の共有
「今ちょっと重い?」などのちょっとしたことから、何らかの理由でサーバーにアクセスできない時に、他のサーバーのアカウントから情報を共有したりする時に使われます。
#fedibirdはハッシュタグなので、ローカルタイムラインと違い、他のサーバーからも閲覧、投稿が可能というのが強みです。
その他Fedibirdサーバー全般の話題
現在、ユーザー登録は招待制になっているFedibirdですが、Fedibird以外のサーバーから「Fedibirdに興味ある!登録したい!」という興味津々投稿をすると、誰か(サーバー管理者さん含む)が招待リンクを発行してくれたりするよ!
Fedibirdユーザーとの交流
2つ目は、コミュニティタグとしての使われ方です。
Fedibirdにはローカルタイムライン(LTL)がないので、その代わりの疑似的なLTL……と説明すると簡単なのですが、実はもっと奥が深く、LTLとは似てはいるけれども同じではありません。
先ほど紹介したFedibirdサーバー管理者さんの投稿に、
とありますが、まさにこの通りで、#fedibirdタグタイムラインでも同様の感想を多く見かけます。
ラウンジなので、毎日のように入り浸っていてもいいし(私のことだ)、気が向いた時にひょこっと顔を出すのも良しです。
他サーバーからも使われる
「Fedibirdユーザー間の交流」ではなく「Fedibirdユーザーとの交流」と表現したように、#fedibirdタグは他サーバーの人がFedibirdユーザーと交流する用途にも使われます。
これも、LTLではなくハッシュタグであることのメリットです。
元はFedibirdをメインに使っていた人が、お一人様サーバーを立ち上げて、そのサーバーから引き続きFedibirdユーザーと交流を続けるパターン(Fedibird卒業生なイメージ)や、Fedibirdを含め複数のサーバーで活動しているパターンなどが多いです。
どんな内容の投稿に使える?
Fedibirdは特定のテーマを持たない汎用サーバーですので、サーバールールの範囲内であれば内容を問わず、#fedibirdタグを使用できます。
百聞は一見に如かず。まずは、#fedibirdタグタイムラインを見てみると、どんな投稿がされているか雰囲気を掴めるかと思います。
一つの考え方としては、基本的にコミュニティタグとして交流を意識した投稿と見なされる傾向があります。そのことを念頭に置いておくとよいでしょう。
具体的には、リアクションがポコポコたくさん届いたり、知らない人(フォロー関係のない人)から気軽に返信される可能性も、タグを付けない投稿よりは高いと思います。
Mastodonではアカウントだけではなく、ハッシュタグをフォローしてホームタイムラインに流すことができます。さらに、Fedibirdではリストに流すこともできるので、フォロー関係のない人でも#fedibirdタグの付いた投稿をタイムラインで見ている人がたくさんいます。
以上を踏まえて、必要に応じてタグを付けたり付けなかったり、自分自身でコントロールできるのも、このタグの魅力だと思います。
投稿した後は#fedibirdタグタイムラインをチェックしよう
先に紹介したように、#fedibirdタグタイムラインはラウンジのような場所です。常時タイムラインを眺めていても、気が向いた時にたまに見るのでも構いません。
しかし、いつもはタイムラインを見ない人も、タグを付けて投稿した後はしばらくタイムラインをチェックすることをおすすめします。
なぜなら、あなたの投稿がきっかけで、#fedibirdタグタイムラインがその話題で盛り上がっている可能性があるからです。
何気ない内容の投稿が発端になって、ワイワイ盛り上がっていることもあります。
もちろん、そんなの知らなくてもいいよ、勝手に盛り上がってくださいという人もいるかもしれません。
ただ、そういうこともあるよ、ということを知っておくと、より楽しめるかもしれません。
また、疑問質問など何かしら反応を期待する投稿の場合、返信などあなたに通知が届く方法ではなく、#fedibirdタグを付けた通常の投稿で反応があることもあります。#fedibirdタグタイムライン上の「空リプ」のようなイメージです。
この場合、タイムラインを見ていないと気がつけないので、勿体ないです。
#fedibirdタグタイムラインはどこから見られる?
#fedibirdタグは普通のハッシュタグなので、他のあらゆるハッシュタグと同じように、投稿内に含まれた#fedibirdタグをクリックしたりすることで、ハッシュタグタイムラインを表示できます。
Fedibirdでは、さらに#fedibirdタグのタイムラインをメニューから簡単に開けるようになっています。
メニューにある「#Fedibirdに関する話題」から開きます。
Fedibirdに登録したばかりで、人がいなくて寂しいな、という場合は、ここから#fedibirdタグタイムラインを開いてみましょう。
そして、もしよかったら#fedibirdタグを付けて初めましての挨拶を投稿してみてください。この時、投稿入力欄下の左から3番目にあるアイコンは地球🌏のままにしてください。
これは予言ですが、「ようこそ」リアクションが貰えます。
以前からFedibirdには登録していたけれど、このタグの存在や使い方は初めて知った!という人ももちろん大歓迎です😊
ミュートのススメ
#fedibirdタグタイムラインには、色々な内容の投稿が流れてきます。
あなたが不快だったり苦手だったり、あまり見たくない内容を投稿している人がいたら、どんどんミュートしてあなたにとって過ごしやすいタイムラインを作りましょう。
Fedibirdでは、サーバーのルールに、
とあります。
気兼ねする必要はありません。
ミュートは、投稿やアカウントのアクションメニューから行えます。
使用上の注意
投稿の公開範囲は「公開」にする
#fedibirdタグに限らず、ハッシュタグタイムラインには、公開範囲が「公開」の投稿しか流れません。
ブーストは流れません
#fedibirdタグタイムラインには、#fedibirdタグが付いた、公開範囲が「公開」の投稿のみが流れます。
そのため、#fedibirdタグの付いていない投稿をブーストしても、あなたのフォロワーのホームタイムラインには流れますが、#fedibirdタグタイムラインを見ている人には見えません。
いわゆるブースト直後に>BTなどを付けて言及する投稿に#fedibirdタグを付けると、タイムライン上でそのブーストが見えていませんのでご注意ください。
#fedibirdタグタイムライン上で他の投稿に言及する場合には、「参照」や「引用」をオススメします(ただし相手に通知が飛ぶ可能性があります)
絵文字リアクションを表示しよう
Fedibirdは絵文字リアクションを使えるサーバーなので、送った絵文字リアクションが見えている可能性が非常に高いと見なされます。
絵文字リアクションには「YES」「NO」をはじめとして返信代わりになるものが多数あり、疑問質問の投稿に対して返信が無くても、そういった絵文字リアクションで回答が寄せられていることも多いです。
そのため、普段は絵文字リアクションを非表示に設定していたり、表示に対応していないクライアントアプリをお使いの場合、#fedibirdタグを付けて投稿した後には必要に応じて一時的に設定を変更したり、SafariやChromeなどのWebブラウザや絵文字リアクション対応のクライアントアプリで絵文字リアクションが届いていないかチェックするのがオススメです。
使うも使わないもお好みと気分次第
ここまで#fedibirdタグについて語ってきましたが、もちろん全く使わなくても問題ありません。
特にFedibirdで完全な壁打ちをしたい人は使う必要がありませんし、知らない人からのリアクションを一切求めていない人にも必要ありません。
「普段はひっそりと壁打ちを楽しんでいるけど、たまに他人の気配を感じたい時に覗く」「見て見て〜!ってしたい時にタグ付ける」「なんでもかんでもタグ付けちゃう」「#fedibirdタグタイムラインが私のホームです」などなど、コミュニティタグとしての#fedibirdタグの楽しみ方は人それぞれです。
サーバールールを守って、#fedibirdタグによるゆるやかな交流を楽しみましょう☺️
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