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父、最後の病院に移る

 こんにちは
2023年1月がもう終わりそうですがいかがお過ごしでしょうか。

 年末に家族内でコロナが暴れた後、1月なって急に父の転院先が決まりました。急すぎて準備が間に合わないと思ったら病院側で不足があったらしく1週間延期~なんてのもこれまた急に決まってなんとか急ごしらえの用意はし、どうにか間に合わせました。

 退院した病院はリハビリがメインの病院でしたが、転院先は療養院という病状が落ち着いている方に療養してもらうのが目的の病院。で、かつ認知症病棟です。なので認知症の方が多くいる場所で、私の父も認知症と同等の状態である、という事で入院の許可を頂いた形になります。

転院の際、これまた前にそうだったように介護タクシーで一緒に移動したんですが、当然と言えば当然で脳出血発症から5か月、認知の不具合は進んでる様子でした。母(父にとって妻)の事を自分の母(私の祖母)と混ざって認識してる様子だったり。存在しない親戚の話をしたり、その未知の親戚が飼っている犬が鈴木権左衛門という名前だ、と言いだしたりもう滅茶苦茶である。どこから権左衛門が出てきたのか凄い気になります…。
半身麻痺が重くて動けないにも関わらず、元気だったころにテニスをしていたのを覚えているようで「テニスをまたやる、子供用のヘルメットをかぶれば大丈夫。」と言い張ったりする辺りは病識欠落の影響もあるんだろうなあ…という感じです。

入院諸々の手続きが終わらないと病室には入れないので父もしばらく待っていたんですが、私と母が先生や病棟責任者の方たちに説明を聞いている間、ずーーーーっと止まることなく何かを喋っていたようです。他人とお喋りするのはあまり好きでは無かった人なのですが…。喋りが止まる様子が無くて驚きました。そこらへんはやっぱり姉の父なんだろうか…と。姉は知的障碍持ちですが兎に角、無茶苦茶に喋る人なので…。

ともあれ午前中まるまる使って、入院の手続きが終わり、父は無事入院。あとはもう病院に任せる、というか形になりました。
一応はひと段落ついた。という事になります。

疲れました。
ヘトヘトなところに1月24日~25日の大寒波で疲れが取れません…。シオシオでございます。まだ父がらみで処理しないとならない手続きやら書類はあるのですが、ゆっくり少しずつやろうと思います。

例によってコロナの影響もあり面会は月一回リモートで、出来るかどうか?という状況なので認知症の症状はすぐに進んでしまうんじゃないかなあ…という気はしています。ただ、入院した次の日に母が届け物に行った際、看護師さんのお話によると穏やかに過ごしてらっしゃいますよとのことなので、新しい入院先が嫌、などとは今の所思っていないようです。勿論初日過ごしただけですからまだどうなるか分かりませんが…。

私達家族は出来得ることはもう全部やりましたので、そのまま穏やかに過ごしてほしいと願うばかりです。

                             月影と新月

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