2022年

 あけましておめでとうございます。大晦日に食べた年越しそばのコシが凄すぎて一度も切れませんでした。月食と申します。

 なんかよう分からんうちに去年が終わりましたね。記憶があまり残ってないのですが、2021年なんて本当にあったんですか? 僕は相変わらずのぐうたらぶりで、年の暮れに始めたバイトで見事にクリスマスに駆り出されました。一年を通しての満足度としては 10段階の3か4くらいです。まあコロナとか不安定な世の中のせいにできなくもないんですけど、そういう制約の中でも自分の立ち位置を素早く見極め、上手に適応して楽しそうに立ち回っている人を見てると、今さら言い訳をするのもみっともない気がします。という訳で、今年はちゃんと目標を立てます。高校生の時、「どうせ挫折することなんて最初から分かり切ってんだから現状に満足しようぜ」と落伍者のロールモデルみたいな現状認識をする試みを繰り返していたんですが、当然の帰結として落伍者になり果てたので実験は失敗です。奇跡が訪れるのはちゃんと頑張った主人公だけです。今を生きる若者よ、どんなに小さくてもしょうもないことでも目標は立てといたほうがいいよ。

 と、ぐだぐだ後悔に励んでも埒が明かないので、いいかげん今年の抱負について述べます。2022年の目標は、何らかの賞に応募して、リアルの社会と真っ当に関わる形で自分の実力を測ることです。今までも小説とか短歌とかパズルとか、趣味の範囲でこちゃこちゃやってきたんですが、世間の公正な評価を浴びるのが怖くて、ツイッターなどの小規模な場でしか発信していませんでした。その反省を踏まえ、今年はちゃんと厳正な評価を受けることで、自分の立ち位置を明確にしたいです。もう少し具体的に書くと、

・長めの小説を書いて新人賞に応募

・短歌の連作を作って投稿

の二点を中心に今のところは考えています。これらの目標は日を追うごとに変わっていくでしょうが、根底にある考え方は「見てもらうための努力をする」ということです。達成するのは(自分にとって)簡単ではないですが、このうちのどれか片方でも成し遂げられれば僕は今年の目標を達成したことになり、怠惰な日々も堕落した思想も全て許されることになります。あわよくば自己肯定感が高まり、バイト収入が上がり、顔面が良くなり、QOL が 6% くらい上がります。

 直近の目標として、手始めに 2月6日に〆切を迎える「note 創作大賞」に小説を応募したいと思います。まだ何も構想は浮かんでいませんが、結果的にどんなに惨めな形になったとしても最後まで完成させて投稿しようと思います。今の自分にとってはそこからハードルなので。

  以上です。皆様もそれなりの尺度で頑張ったりだらけたり、目を輝かせたりふて腐れたり泣いたり笑ったりして忙しなく生きて参りましょう。それでは、よいお年を。

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