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ほうれん草のアク抜き界隈をどうにかしてほしい

いざ作ってみてグラタンの簡単さに気づいた自分は、またグラタンを作ることにした。

スーパーに行くと、ちょうどよくほうれん草が半額だ。

そういえばグラタンにほうれん草入ってることあるよな……


よし、今日のグラタンにはほうれん草を入れよう!



さて、さすがの自分も「野菜にはアク抜きが必要なものがある」ということは知っている。

とりあえずYoutubeで検索をかけると、めちゃくちゃいっぱい出てきた
ではショートも含め、とりあえず10本くらい見てみよう。

・・・

・・・


ふむ……。



グラタン完成!!


(ハムッ…!)


美味い!!!



……え? 

ほうれん草のアク抜き?

ああ、あれね……

じゃあ調べた結果を順に語っていこう。


【ほうれん草の根元の処理について】

・茎がバラけない程度に根っこをちょっとだけ切りましょう。そして根元には十字に切り込みを入れましょう。

・茎がバラけない程度に根っこをちょっとだけ切りましょう。そして根元には何度も何度も執拗に包丁を入れましょう。

・茎がバラけるとかどうでもいい。バラけるレベルまで切れ


……うん、

統一してくれ。

なんでこんな昔から馴染みのある野菜の処理手順が初手から分かれるの?

……もうこの時点で軽く嫌になっているが、先へ進もう。



【ほうれん草の洗い方について】

・ボウルに入れた水でまず根元部分をシャバシャバして土やシュウ酸を落とそう。次は葉っぱ部分をボウルに入れて洗おう。


……この部分はあまり違いはない。
まず根元。そして次に葉っぱだ。
違いといえば、何度も洗う派一回だけ派くらいの違いだろうか。


【ほうれん草の茹で方】

・まずは根元を30秒。そして次に葉っぱ部分を10秒煮ましょう。

・まずは根元を5秒。そして葉っぱ部分を10~20秒煮ましょう。

・大きさによって変わります。大きいものは茎を30秒、葉っぱを入れてさらに30秒の計1分煮ましょう。中くらいのとかは……わかるね?

・今のほうれん草って昔とは違うんです。根元の方が先とかどうでもいいので、一気に全体を入れて、1分もしないうちに取り出しましょう。

・根元は1分煮ましょう。その次に茎の部分を40秒煮て、次に葉っぱ部分を20秒煮ましょう。


自由すぎるだろ。



【茹でたあとの処理】

・冷水にさっと浸しましょう。そしてほうれん草を揃えたら、絞って水気をとります。

・冷水に1分浸しましょう。そして強く絞るだなんて絶対ダメ。優しくおにぎりを握るような感じで水気を取りましょう。

・流水で洗いましょう。水気をとるために力強く絞っていけ。醤油を加えて更に絞るのもありだ。


……あいかわらず統一性がない。

一体どれを参考にすれば良いのやら……。



そんなわけで、自分はどうでもよくなってテキトーに処理した。

結論としてグラタンは美味しかったので問題ないとしよう。

でも無駄に洗い物も増えて大変だったので、今後ほうれん草を買う頻度は減るかもしれない……。


そして実は更に別の派閥もあり、

「ほうれん草の下茹で? 牛乳入れればそんなもん必要ないよ!」

……なんてものも存在する。

じゃあグラタンには牛乳使うし必要ないのか……と思いきや、
グラタンに使うときも下茹でしないと!!」なんて意見も当然ある。

もうなんなのこの界隈……。


ちなみにCiNiiで調べたところ、ホウレンソウとシュウ酸はなかなか人気で、数多くの論文が見つかる。

苦味とシュウ酸は関係ないよ」とかなんか色々あるみたいだが、もうどうでもいい。


私は疲れました。

なんかこう……楽なものを選んでいこうと思う。


シャインマスカットみたいな。


あれ作った人、ホントに天才だなと思う。


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