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【つながる旅行記#23】in盛岡 慣れないアイテムたちと五百羅漢へ part.3

前回のあらすじ
レンタサイクルを借りてさっそく盛岡を巡る。
盛岡城跡、もりおか歴史文化館、そして盛岡八幡宮。
正月の賑わいを横目に、また自転車を走らせるのだった。

弁慶岩

岩である。

これは横の白い棒によると弁慶岩
なにか弁慶と関係があるのだろうか?

弁慶石

弁慶石。


いや、なのかなのかどっちなんだ。
こんなに速攻で相違しないでほしい。

この石or岩は受験生の人気スポットらしいが、
受験生は1文字の違いで大変なことになるのだから。

のぼる
ふりかえる

ふらっと立ち寄ったのは盛岡天満宮
part.2で行ったのは盛岡八幡宮。これは天満宮。

考えてみれば「八幡宮」と「天満宮」って何なんだ・・・?

調べてみる。

八幡宮・・・応神天皇(誉田別命 ほんだわけのみこと)を祀る
天満宮・・・菅原道真を祀っている

菅原道真は知っていたが、八幡宮は天皇を祀っていたのか。
また新たな知識が身についた。

ん?周囲になにかある。

カエルの台座……?
なんだこれは。

どうやら芭蕉の有名な俳句、「古池や~」のあの句碑らしい。

しかしこの句碑を建てたのが、なぜか熊本の人物で、経緯も不明で、この場所を選んだのも、この俳句を選んだ意味も、全て不明。

自分もいきなり謎の石碑を建てられる財力を得たいものだ。

そしてまた、次の目的地をなんとなく選んで自転車を走らせる。

報恩寺

たどり着いたのは報恩寺。
ここに五百羅漢像というものがあるらしい。

読めない

この報恩寺、石川啄木が盛岡中学に通っていた頃に訪れたらしい。
盛岡中学は宮沢賢治も通っていた学校とのこと。
自分の卒業した学校は総じて偉人を輩出したという話は聞いたことがないので、なんだか羨ましく感じる。

中に入り、羅漢堂へ向かう。

廊下にいろいろな展示がある。
なんだか新鮮。

高橋是清・・・?

いよいよ羅漢堂だ。

いや、その前に羅漢ってなんなんだろうか。
そして五百羅漢とは一体?

五百羅漢 ごひゃくらかん
信仰の対象である500人の羅漢(阿羅漢(あらかん))。インドの仏典に、仏に常時付き従った弟子の数として、あるいは仏滅直後の経典編纂(へんさん)の参加者の数として、しばしば「五百」の数字があげられている。これに基づき、中国や日本で、500人の羅漢に対する信仰が生じ、五百羅漢像が彫られ、それを安置する五百羅漢寺が建てられるようになった。

日本大百科全書(ニッポニカ)

なるほど。どうやら羅漢とは釈迦の弟子のことだったようだ。
しかし常時500人引き連れていたとしたら相当だな……。

さて、五百羅漢についての謎も解明できたところで中に入ろう。

おお……!


このコンデジ、全然ピント合わないんですけど……!?


そう、ピントが合わない。
しかしこれはソニーのせいではない。
おまかせモードにしちゃったせいである。

こういう暗いお堂の中での撮影においては、手ぶれ補正の効いた別モードを使わなければならないのだ。
しかし説明書をろくに読まなかった当時の自分はそれを知る由もない……!

どんな写真だよ
ごめん

しかしさすが五百羅漢だ。
お堂の四方全てに所狭しと羅漢達が飾られている。

しかもこれ、全部顔が違う……?

こうなってくると、自分のイチオシの羅漢を見つけたくなってくるものだ。

よそ見羅漢
真面目羅漢
上司に似すぎ羅漢

面白いぞ五百羅漢。

こういう楽しみ方が出来るお寺は初めてかもしれない。

天井をよく見たら龍が描いてあった。

申し訳程度にお賽銭をいれて手を合わせ、帰ることにする。

ふらっと立ち寄った場所だったけど、来てみるものだ。

いい体験が出来た。

時刻は15時。

もう色々な場所が締まり始める時間ではある。

しかしせっかくの盛岡だ。
どこかもう一箇所くらいは……。

マップを見る。

博物館があった。


これは行かねば。


次回、博物館へ!

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