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答えは誰かが持っている

どうもTetsuです!

 日常が戻りつつある中で箸休め的な記事を。デッキレシピや環境を語らないので今更と思われそうですが。自分の心に響いた言葉、もっと言えば格言的なことまとめています。実体験に基づく内容なります。遠くに聞く名台詞よりも少し胸に響くかもしれません。今回もよろしくお願いします。

ゼロイチ

 格言とするには単語という形ですが。何もない状態、ゼロから作り上げていくことを指す言葉だそうです。
 物事へ取り組むときへの姿勢、心持ち。先駆者がいるような活動へ気乗りしないかと思えば、先人を見返してやろうと鼓舞するような時もあり。元々モチベーションの概念を持ちたくないので、やると決めたらやる性分の自分です。ゼロから作り上げていくのか、あるいは引き継いだり元あるものだったりを改善するか。自分が意識していない捉え方に気づかされたのです。
 古き時代に何も無かったところからTetsu Champion Shipを代表とする活性化活動を形にしていったこと。現状は出来上がりつつある環境をもっと盛り上げて良くしていくこと。前者に力が注げたのは若さとか目新しさもあったかもしれません。今思えばゼロイチという状態で真価を発揮できたのかもと思えます。モヤッとした感覚に、スッとあてはまった言葉です。

話すから親しいわけじゃない、逆もまた同じ。

 距離感の話です。SNSの普及で補てんする機会が増えたとはいえ、現場に出る時間は限られます。縁ができたとあれば、それを風化させないために、どうしても節目節目で再確認したくなります。
 ここで言うのはやりとりした中身というより、頻度といった回数や会話量の感覚です。朝ツイートと称して毎日発信していますが、数をこなしているから伝わるわけではなく。かといって不定期な発信が疎遠になるかと言われれば、効果的な伝わり方をすることもあるやもしれません。
 どうしても客観的というか目に見える材料に重きを置く。やったやらないか、数をこなしたか、という端的な要素で判断しがちな自分です。コミュニケーションの質と量を再認識させられた言葉です。

ストレス解消できないから、ストレスを解消する。

 これも自分の性格に寄るところが大きいのですが。何かダメなこと、成果が出ないことがあれば、改善して直すべきという風に動きます。根本的な解決を求めてしまい、問題に対して共存共生という発想に至れないのです。この考え方が一方的に悪いとは思っていません。
 ただ、どうしようもできないことってあります。恒久的な世界平和を願うとか問題自体が大きすぎたり。あるいは自分以外が問題を抱えていて、その当人に委ねるしかない状況だったり。そのどうしようもないことを、どうにかしようと躍起になるも成果は出せず。ストレスを助長するばかりで、昔から独り相撲とはよく指摘されたものです。
 これを言ってくれた人は、ストレス解消方法の一つとして他愛ない話題だったかもしれません。ストレスとうまく付き合うために、軽減や緩和すること。目からウロコだった記憶です。

常に最高が求められるわけじゃない。

 多様性の時代を謳う自分への言い訳みたいなものです。SNSを介する多様性に何度触れたことか。流通然り技術の進歩然り。ツテやお金さえ用意できれば、ある分野に関して現物や情報に限らず最高のモノも手にすることも不可能ではない時代です。
 その状況下で、とあるモノに対して劣化、廉価したものに意義があるのかと考えていたのです。それこそが自分の活動内容に対しての評価とジレンマになります。
 分相応といいますか、時と場合に応じたレベルやグレードがあります。遊戯王を始めたばかりの人がいきなり世界大会に挑戦できたとしても楽しめないでしょう。専門用語や周知の展開を踏まえたような経験値で読まないと理解できない考察記事もあるでしょう。
 …という考え方ができたら、自分が力不足ゆえの稚拙な記事にも、誰かが見て理解しやすい言い回しがあるかもと。勇気づけられたというエピソードです。

答えは誰かが持っている。
課題を見つけることが大事。

 2019年で一番響いた言葉かもしれません。
 どの分野にも先駆者や、その道を極めたような人がいます。今まさに新しく切り開いていこうとするモノでも、一つ一つを見ていけばそれぞれにプロやベテランがいるものです。
 今まさに未曽有の日々に、誰も経験したことがない状況も多々あります。遊戯王も同じくして、再開するにも恐る恐る舵取りをしなければなりません。ただ漠然と捉えるとそうですが、障害となるモノや苦戦しているモノを細かく考えると見えてくるものがあります。
 対面せずとも対戦できるリモートデュエルが打ち出されたり、デュエルスペースを間引いて店舗営業をしたり。そうしていきたい=クリアしたい課題、が見つかれば自ずと答えが見えてきます。リモートデュエルは最近出てきたワードですが、昔からSkypeなどオンライン環境でデュエルする人は珍しくなく。デュエルスペースは席を詰めれるだけ詰めるという先入観も、周りを見ればカードゲームに限らず3密対策を施した実店舗が増えています。
 新しいことを始めるときに、どこか自分ですべてを抱え込んでしまう。あるいは自分で解決していくことに意義を見出すこともあるかもしれません。そういったとき捉え方を変えることで答えに近道できる。その浮いた時間でより良くすることもできる。悩み、もとい課題を勝手に作り出す性分の自分に、深く突き刺さった言葉です。

おわりに

 言うは易し、行うは難し。格言金言の類があるなら解決できないことはないとなりそうですが、実際はそうなりません。誰でも実行できるというわけでもなく、自分以外に左右されることも多いです。時間をかけ練度を高めるような、その道筋も必要です。
 また、言われた内容が一字一句同じかといえばそうでもなく。劇的なシチュエーションだったというわけでもないです。発した当人は何気ない言葉で、勝手に自分というフィルターを通して解釈、良き意味で重く受け止めた感もあります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

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