6/10 なんか喋り方幼くなったね、と言われる(日記)

今日、中学の頃からの友人と電話をした。
1年ぶりくらいの会話だろうか。

特に用事のない電話らしかったが、
開口一番言われた事が気になった。

「なんか声違くない?なんか、幼くなったというか」

はて。
自分では気付けなかったがそうなのだろうか。
思えば、少し前、別の友人にも
同じような事を言われていた。

「なんか違くない?大学一年生くらいの時みたいな喋り方」

みたいな。
俺のことをよく知る親友たる二人が同じことを感じたのなら、俺の喋り方は今、少し変化してるのだろう。

具体的にどのような変化をしてるのかは、
想像しにくいが、その原因の方は心当たりがある。

2年ほどのニート、フリーター生活だ。

この2年間は、今まで培ってきた社会性を
リセットするに十分な時間だったと思う。

他人に対して緊張感を持って接する機会が激減し、
緊張感を持って接するべき人間への会話法を忘れた。

それこそ、大学一年生の時から、
少しずつ身につけてきた部分のように思う。

他人と話す時には、ハキハキ喋るとか
話題に困る前に質問を常に考えておくとか
相手の情報を覚えておくと次また話しやすいとか
なんか、そういう、普通のコミュニケーション努力。

「普通の」と言っても、俺にとっては普通じゃない。

大学時代、先輩によく言われた。
「モニョモニョ喋ってんじゃねー!死ねー!殺すー!」とか。

そういえば最近「え?なんて言った?」って
聞き返される事も増えた。

声が単純に小さくなっている。
それに人と話す時に、つぎ何を話すか考えるのを忘れている。

幼くなった、と言っていいだろう。
友人らは特にネガティブな意味を
込めてなかっただろうが
俺はたぶん社会的な生き物として、退化している。
たしかな実感がある。

しかし、退化の自覚は芽生えてきたものの
あまり悲観していない。

この退化は、
他人に対する警戒レベルの低さ……
つまるところ『甘え』が
原因だとまとめられるが、
言い方を変えると
他人への警戒を
ようやく解く事が出来たのだと言える。

ニートになってから、
他人に対しての考え方が変わった。

案外、他人は優しい。

この一言。

だから、昔の喋り方と違うんだとしたら
それはあなたに甘えているという事です。

甘えてんじゃねーカス、と不快に思うも、
別に甘えてもいーんじゃねーのと思うも自由ですが
ずっとこのモードが続くわけではないと思うので、
甘えさせてください。
よろしくお願いします。

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