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確かなこと

綴音 夜月という活動の舵をどう切るか模索しています。

『綴音 夜月』という名前には
『綴ったことが音のように誰かに響き、夜の月光のような強要しない救いを誰かに』
という意味が実は隠されているんです。

最初は名前なんて適当でいいかなとか、インパクトだけを考える戦略でいこうかなとかあったんですけど、「長く活動するなら適当な要素を残したくない」という拘りが勝った結果が今の名前です。

その中で『綴音』ではなく『綴』という案が最後まで残っていました。
小説での活動なら『綴』がベストだろうと投稿用の画像に打ち込み保存。
翌日、投稿直前に『綴音』に変更しました。

【『音』をどうして入れたのか】

 私はもともと『アイドル』になりたかったんです。
数え切れない程存在する『アイドル』には一人一人確実にファンがいて
愛されていて、それに応えるように輝いている。
ただきっと見えない部分は『努力』なんて言葉で語れないほど泥臭くて、醜さがあって、与えられる愛を恨む瞬間もあるんだろう。そんな差分に惹かれて、魅力が脳裏に染みつきました。
 そこに夢を見る度に、自分とのギャップに首を絞めるけられる感覚が襲いました。
どれだけ夢をみても、擦り切れるほどライブ映像をみても、パフォーマンスをコピーしても結局形になれない自分の小ささ。

『非現実的だ、現実的な将来を考えなさい』
『住んでいる世界が違うから』
『生まれた時から可能性なんてない』

そんな言葉を肯定してしまう自分が一番許せなかったです。
 中学二年の夏、進路面談で『音楽活動をしたい』と話しました。
その日は、追いかけていた歌い手様に出逢って丁度二年が経つ日だったんです。自分にとって特別な出逢いの日なら何かを変えられるのかもしれないという期待。

『あのステージにいつか』

その日に諦めたフリをした期待は2023年の1月に開花します。

 『小説活動』をするとは正直想像すらできていなかったです。
私が過去、一時的に耳が聴こえなくなった時救われたのは言葉でした。
誰もが平等に受け取れる言葉を文字として届けることで誰かの救いになれたら、過去の自分のような誰かの存在的味方になれれば。
そこから始まったのが今の活動です。

そして『綴音』の『音』の理由。
 やっぱり諦め切れなかったから。端的にいうなら未練です。
『アイドル』も『音楽』も諦め切れなかったから。
「どうせ無理」って思いながら「それでもその道を生きたい」って思っていたから。
そう想わせてくれる存在に出逢えたから。
 私自身を救った『音』をいつか形にできたらという願いです。

 綴音の活動は諦められなかった未練の消火場です。
簡単な言葉で片付けられるようで寂しい気もありますが、
生きるために未練を消しているんです。
 ずっと劣等感が張り付いているような気がして、上手に息ができなかった。それは今もです。

『なら自分より下をみて優越感に浸ればいい』

いつかに言われた言葉。
そんな都合のいいことすら出来ないほど不器用で、思い出す度に耳を塞ぎたくなります。
 普通を上手になぞったフリをしていくうちに、それすら苦痛になって

『貴方ならもっといい選択ができるはず』

という一方的な期待すら痛くなりました。
せっかく生きていかなくちゃいけないなら、後悔したくない。
したいことをしないと腐る。
生きた屍にはなりたくなかった。

そんな醜さを作品として昇華できている今を、すごく幸せなことだなと感じます。
そんな暖かい環境にいてくれる方々には本当に頭が上がらないです。

これがその証拠です。
名前同様、全てを賭けた活動だからこそ『適当』なことはひとつもないです。
スペース配信で話した内容、誰とどんな言葉を交わしたか手に取るように覚えています。
好きだから、「ありがとうございます」ってずっと思っているから。
理想だけを並べた綺麗事に聴こえてしまうかもしれないけど、それほど『綴音 夜月』の活動に本気なんです。
いつか伝わる時が来るといいな。

冒頭に書いた
【綴音 夜月という活動にどう舵を切るか】

辞めるか辞めないかそういうことではなく
『どう進んでいくか』です。

突然ですが、私は今、昔からの夢だった【音】が叶うかもしれない
チャンスの狭間にいます。
私自身、死ぬ気でチャンスを獲りにいきます。手放したくないです。
ただ、だからと言ってここを置き去りにするのかと問われたらそれは絶対にないです。約束します。形が変わったとしてもこの活動を進めていくことは確かなことです。一度きりの人生だから、どちらも確実に獲ります。
どちらへの恩も返します。結果で、姿勢で。

どう『綴音』を知ってもらうか、自分を創っていくか
色味を構築して、悔いのない活動をするかずっとずっと
頭の中はそればかりです。

最終目標にはいつも『救い』があって
見えない誰かがいます。
だから答えを見つけるのには、きっと時間がかかると思うけど、
絶対に投げださない。それは確かです。

なのでどうか、これからも綴音 夜月をよろしくお願いします。
気難しいって思われてしまうのではないかと今すごく怖いです。
というかnoteのブログ更新はいつも怖いです。
でもこれも一つの綴音です。
ここから生まれた共感もあることを私は知っています。
だから続けるんです。

どんなに舵切りに迷いを感じても、止まることはないと断言します。
私が今憧れている人全員必ず夢を見ていた循環があるはずだから。
生まれながらにして輝ききっていた人なんていないから。
絶対に生き切ると、ここで誓います。




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