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未練は拭うしかない

 『未練』なんて拭う以外ないんですよ、きっと。
諦める必要なんてない。

 私はずっと挑戦を食わず嫌いする癖があったのですが
最近はそういう壁を取り払って、転んでも前に行こうと足掻こうとしています。

 今考えれば、全てほぼ全て逃げから始まった場所だったから。
この活動も、このnoteも。
リアルで上手に生きられなかった息苦しさが形となったのがここです。
恋愛小説を上手に書けないのも、どこか醜さを入れたくなってしまうのも
逃避故の癖です。
誰かに認められたいとかそういう気持ちばかりが先行して先走った結果。
でも最近はそうじゃなくなった。

 インターネットに来ても相手は人で心がある。
そんな当たり前のことを知れました。再確認できました。

 初投稿のノベマ!表で言わなかっただけで結構指摘コメント頂いてたんですよね。
表紙の画像はその一部です。
『何が言いたいのかわからない』
『背伸びして難しい言葉を使っているのが鼻につく』
『何を伝えたいの?小説ってわかる?』
色々いただいて当時はちょっとショック受けてたんですけど
今読み返してみるとその意見の的確さに頭が上がらないんですよね。
スクショ撮って振り返っていてよかったって思っています。

 「認めてもらい」って気持ちはもちろん今もあるんですけど
それだけじゃ絶対叶わない。
まず小説ないで生きてくれる子達を可愛がって愛でる。
何を伝えたいかの意思疎通をする。
裏で何度も考え直す。
そうやって丁寧に織っていかないと伝わるものも伝わらない。

 当時の作品を欲だけで書いてしまったこと、すごく未練です。

 だからこそ、私は今からそこを拭っていきたい。
ちゃんと登場人物を愛して、理解して、動いてもらう、動かしていく。
意見をちゃんと受け止めて自分の作品を俯瞰する。
指摘を受けたその頃からついたメモ癖。
意見はもちろん、人物のこと、読者様のこと全部取りこぼさずに書き留める。
それを形にしていく、正直頭がいっぱいになることもあるけど
私はあまり器用じゃないから、人より積まないといけないものがある。

 そんな気持ちを忘れずに、気持ち新たに創作に励みたいです。
もうすぐ8月です。夏本番、皆様よろしくお願いいたします!

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