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 深夜2時、描いてます。
眠っても悪夢をみそうな予感がして、なんとなく起きてます。
そして深夜ってAMですか、PMですか。
午前だからきっとAMなんですかね、たぶんそうですよね。
こういうことを言うと『だからZ世代は~』とか言われちゃいそうですね。
なんか今はα世代とかあるじゃないですか、もうZ世代が最前線の時代は終わったんですか。
なんとなくすこし、名残惜しいです。
これといってZを惜しむエピソードもないんですけどね。

 頭の中が忙しいです。
選ぶ間なく、言葉が出てくるんです、小説に生かせないような。
だからここで整理させてください、書き垂らしです。

 先日ボイスメッセージを投稿してその際に言った『ある決断』。
正直すごくすごく、すごく、すごく迷っているんです。
悩んではいないと思います、迷ってるというか、捨てきれないというか。
そんな感じです。
何百層のオブラートに包むなら、それをいい意味で言うのなら
『新たな選択をする』
悪い意味で言うのなら
『逃げる』
きっとこの二択なんですよね、どう足掻いても。
何百層のオブラートって、もうオブラートじゃないですね。

 綴音夜月が描いている小説は、青春ものが多いです。
主人公は大抵高校生で、愛や恋が絡んだり、人間関係が当たり前のように交差していて、複雑で、そんな日常を過剰に描写したようなフィクションを綴っています。
メタいですかね、深夜です、許してください。
だから高校生、中学生、それを経て大人になった方々、不特定多数の方に刺さる言葉も多いような気がするんです。
その中でも中高生は一番刺さるのかなって思ったりしてます。
私もその一人のはずなんですよね。
よく言うんですよ
『逃げる』ことを肯定するような言葉を。
自分で道を切り開くことは誰かに阻まれていいことじゃないみたいなニュアンスの言葉を。
綺麗な言葉を吐いていくんです、みんな綺麗だから。
本当は泥臭いはずなのに。

 小学校も中学校も、嫌なことは基本避けずにきた記憶があります。
避けられないことだったから。
小学校で何故か転校させられたことも、志望していた中学校に所謂大人の事情で受験できなくなったことも、慣れたと思った場所から離れなければいけなかったことも、慣れない場所で嫌われ役を買わなければいけなかったことも。
今になれば『大人になるための材料だった』って言えるんですけど、やっぱり当時はそれなり嫌で。

 友達と離れたく無かったし、目指していた場所に行きたかったし、繋がった縁から物理的な距離を感じたく無かったし、できることなら愛想を振りまいていたかった。
でもそれはできなかった、あるいはできるほどの賢さを持っていなかった。
運もあるのかなって思うんですけどね。

 だからそれなりに力はついたんですよ。
逃げないというか対処する力、『こういう時はこうすればいい』ってわかるようになってきて、強くなったって思ってました。
でも気づいたんですよね、私逃げ方を知らないんです。
その場しのぎを重ねた結果、逃げたり、道を外れたり、一旦止まったりっていう選択の取り方を知らないままになりました。

 完璧になれた気になって、気づいたら結構空っぽでした。
空っぽではないのかもしれないけど、そういう感覚。

 小学校で転校した初日、家族からかけられた言葉『友達はできた?』って、そこで『まだ難しい』って言えたらすこしは変われていたのかなぁなんて不確かなことを思っちゃってます。
受験できなくなったことを知った日、本当に思っていたことを伝えられていたら結果は変わっていなくても何かちゃんと受け入れられたのかもしれない。
慣れない場所で慣れないことをした時も、『もしも』が多すぎて、なんか不幸自慢みたいで気味が悪いですね、一旦終います。

 自分が何を思ってるのかなとか、そういうことをちゃんと測れる人になりたいと強く思いました。
小説を描く活動は楽しいですよ、でも焦りもあります。
もし私が今回の決断で『逃げる』を選択したら、私は本当に小説しかなくなってしまう。
怖いですね、その時本当に今みたいに楽しめるのかって信じきれていない部分が大きすぎて。
そこで本当を知る機会を逃したら、きっと最期まで逃げる方法を知らないままになりそうで。
大袈裟に聞こえてしまうかもしれないですね、書いている私も『それは大袈裟だよ』って思っちゃったので。
でもきっと半分本当で、半分大袈裟、そう思っていたいです。
全てが本当でも、全てが大袈裟でも、ちょっと嫌なので。

 ここまで深く考えることはいつもじゃないけど、いつも頭の片隅にはありますよ。
でもこんなことばっかり考えてても誰も好きにならないってわかってるから。
でも、noteの本来の意義を全うするには言葉に起こすことも大切だと思ったので今日は書き起こしました。
だからこの話はここだけの内緒です。
活動を楽しんでいることも本当で、その裏にいつも焦燥感があるのも本当。
今日はそんな話でした。
近況報告にしては長すぎるけど、読んでくださった皆様ありがとうございます。

 読んでくださった貴方の中に何かの感情を残せていたら本望です。
そういえば私も逃げ方知らないなとか、逆に逃げ道ならプロですとか、確かに本当の気持ちってなんなんだろうとか、もしかしたら本当なんてないんじゃないかとか。
それが綴音夜月の存在意義なので。

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