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零字

 少し前の三日間程、夜月自身の小説を読んでばかりいる日が続きました。
初めてこんなに時間をかけて自分の物語を読んだのですが意外と細かい設定に新鮮さを感じるものですね。
『そういえばこの子さっき……』がかなり多かったです。
それでも読んだ後はキャラクターを生み出した瞬間の感情が湧き上がってきて、なんとも言えない愛おしさを覚えました。
きっとこれが母性です、まだ未成年ですけどね。

 どうして自作小説を読んでいたか、描けなかったからです。
初めてなんですよね『これもう描けないや』ってなっちゃったこと。
スランプとはまた違くて何も手につかないんです。
ずっとYouTubeをみて、ギターを弾いてを繰り返していました。
床に寝そべりながら天井とかをみてると不意に思うんですよね
『これを自堕落っていうのかもしれない』って。
小説内でしか触れたことのない言葉にちょっと感動しちゃって、そこから自作小説を漁り始めました。
短編は読む気が起きなくて、長編をただただ時間も気にせず読んでました。
我ながらキャラクター一人一人がちゃんと生きていて本当に好きですね。

 そして今日の午後、食べた明太パスタが辛すぎて頭が冴えました。
本当は昨日一目惚れギターに出逢って頭が冴えたはずなんですけど運命の出逢いすぎて逆に脳が惚気てました。
そこから『やばい、編集しよ』『ちょっと待って年賀状まだ十枚しか描いてない』なんてことを思い出したすぐに机に向かいました。
そして今です。
途中で気分転換も兼ねてクリスマス写真を撮って、久しぶりに大切な方と電話越しにお話ししました。
すごい元気出ました、人間として。

 今は編集がひと段落してクリスマスらしくラブソングを聴いていたんですけど、気づけばちょっと切ない悲しい終末系の邦楽を聴いてます。

 あと、ここまで読んでくださった方へ次回作の先行部分公開をします。
今回は、完全実話の物語となっております。
物語かどうかも正直怪しいです、でも物語です。
そして表紙は初めての実写となっております、今日撮りました。
服装は綴音夜月にとっての正装、そう、あの服です。
今年最後の作品、悔いなく公開できますように。

 読んでくださりありがとうございます。
綴音人生初、零字続きの三日間のお話しでした。
年末忙しい時期ですが心だけは穏やかさを残していられますように。

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