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【か】可憐

 私がヒロインを描く上で大切にしていることは『可憐さ』です。

可憐:いたわりたくなる様子・いじらしく、可愛いこと

 綴音夜月の作品を彩るヒロイン達は確実にこの要素を全開で持ってます。
せっかくの機会なので私の作品においてのヒロインの役割というかポジションをちょっとお話ししようと思います。

 作品を重ねるごとにこの思いは強くなっていくんですけど
『ヒロイン主体で物語を動かしてもらう、綴音はそれに従って線をなぞっていく』
のスタンスなんですよね。
新作を描くってなった時にまず容姿はカスタマイズさせていただきます。
髪の長さとか、髪色、明るさ、瞳の色、形、体型とか全部。
絵に書き出すっていうことはできないんですけど、できないなりにすっごく細かく言語化してイメージします。
そこに名前を合わせて「貴方が1番可愛いよ」って言えるまで創り上げます。

 そこからは本気でその子に動かしてもらいます。
誰とどう付き合いたいのか、恋愛は?交友関係は?何に悩んでて、どう打開したいの?
全部ちゃんと聞いた上でプロット上で暴れてもらいます。
可愛いのでどこまでも言うこと聞けます、作者の責任です。

 ある程度暴れてもらったら、あとはこちらで補正して
その他登場人物を巻き込んでヒロインの我儘を形にしていきます。
綴音の作品に登場するヒロインはみんな我儘なんです。

 なので今後、すごく内気で謙虚なヒロインが登場したとしても、それは
「私は儚め清楚めな謙虚なか弱い女の子になるの!だからそういう感じにして!」
と懇願される背景があるということです。
根は我儘です。可愛い。

 いやでも本当に可愛いので綴音は全作のヒロインを愛してますし
ちゃんとその子にあう色味の、世界観のお話にしようって常に思ってます。
だからうちのヒロインが世界で1番可愛いです。
もちろん他人物も大好きですよ、劣らず愛してます。
なんか作品全て、みんな綴音の作品の中での登場はその一作きりじゃないですか。だから家族を育てるみたいな(?)家庭持ったことないですけどそれくらい尊い行為だと思ってます。

 うちの子が1番可愛いっていう意識は全創作者持っているべきだなって密かに思ってます。
昨今『創作派閥』みたいな言葉をよく見かけて。その度に「なんのことなんだろ~」って聞き流してる側の人間なんですけど派閥とか堅い創作論でもなく、愛でてあげてほしいなぁという呟き的な…
まぁひとりごとなんですけどね(笑)

 夏終盤、短編が祭り並みに投稿されると思います。
ぜひ皆様のお気に入りヒロインを見つけてみてください、そしてスペース・リプライ・DM伝えられる機会があったら教えてくださると、その子と綴音一緒に喜びます。
宴です宴です(笑)
ではまた!

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