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【し】知らぬ間の日常

 いつの間にか『綴音夜月』であることが日常になった。
誰も知らなかった世界に約300名もの知人と、その中でも親しい数十名の方々に出逢った。
誰の目にも触れることのなかった言葉を1000もの目が辿ることになった。

 匿名活動であるこの活動での名前は『綴音夜月』以外なくて
その中で『綴音さん』『夜月さん』『月ちゃん』『つっきー』各々の存在がある。
その現状を改めて考えると自分ではない感覚が生まれた。

 趣味でやっていただけ、娯楽としてしか捉えていなかった活動で
いつしか締め切りを意識するようになって、閲覧数を考えるようになって
なんというか自分の中では趣味では片付けられないまできているなと最近感じます。

 ひとりっ子なので従兄弟の変化くらいしか人が赤ちゃんから育っていく過程を知らないんですけど、この活動をしているとそれに近いものをすごく感じます。
作家7ヶ月の私が他の方から数え切れないほど刺激を受けて、たくさんの暖かさをいただいて文章を描けるようになるまで。

 『自分ではない感覚』これは日々感じるものでよくnoteで言っている『中の人と綴音』の話です。同一人物で中の人ってなんだよって思うんですけど、なんというか綴音夜月はパッケージというか外部で、もっと言うなら粘土みたいな。
そこに色味を足して形をつくっているのは元々いた自分自身なのかなぁって思っていて、私自身の理想をはめていっていく感覚ですかね、難しいですけど終わりがないので楽しいです。

 活動当初から『強烈な批判』を受けたことが実はないんですけど、実は誰よりもアンチなのは自分自身なのかなって思ってます。
プロットとか、削除作品の編集メモとか本当に見せられないほど言葉強いので(笑)
自分の作品に慢心していた当時に比べると批判できるようになった今、知らぬ間に日常化した自己アンチは結構自分の中では自信です。

 これからもっと時間と作品を重ねていく中で思い描く綴音夜月になりたいです。
必ず結果で恩返ししたいなと思います、新しくこの世界に入ってきた方に、これから出逢う方に同じ暖かさかそれ以上の何かで接したいと思います。
改めていつもありがとうございます
そしてこれからも綴音夜月をよろしくお願いします。

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