闘病日記・1

『脳炎』を突然発症し、九死に一生を得るお話です。

令和6年2月13日不幸にも転倒し頭をぶつけました。その日から言語がおかしくなり記憶は消滅しました。(一切思い出せません)4月25日頃、意識を取り戻しました。この間、約2ヶ月半意識不明の重体でした。

ずーっと長い夢を見ていました。人生を10回以上繰り返しました。楽しい夢も辛い夢もありました。ひたすら水を求める夢が多く見えました。最後は地獄…いわゆるコキュートスと呼ばれる氷の空間に寝転んでいました。寒くて寒くてどうしようもない苦しさでした。

記憶が無い2ヶ月半は、体は動いていたようで、医師や看護師は私の行動を把握しているそうです。しかし、私自身はその記憶は一切ありません。そのため、どうやって暗黒の2ヶ月半を過ごしたのか、定かではありません。一部聞いた話によると、ICU入ったり、人口呼吸器を付けたりして、重症だったようです。それから、意識を取り戻した時に障害に気付きます。
・1.声が出せない
・2.耳が全く聞こえない
・3.字が書きにくい
・4.知能が低下している
・5.体力・筋力ががほとんどない
・6.飲み込む力が無く、食事はおろか水すら飲めない
・7.前歯の4本が溶解する。
・8.胃ろうを付けている

等です。何もすることが出来ず、相当苦しみました。

意識を取り戻して1か月後、5月下旬頃にはこれらの症状はやや回復しましたが、依然水すらのめない口筋力低下が続いています。飲食が出来ないというのは非常に辛いです。

以上。簡単なレポートでした。

脳炎経験者は是非コメントしてください

後遺症:放射性核検査が体に合わず、閉所恐怖症が悪化し、検査を受けるのが難しくなりました。ヘッドフォンを10分以上つける事が出来ません…

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