SNSで長く活動するコツ
こんばんは、保井崇志 @_tuck4 です。長い間、SNSで発信したり活動するうえで、簡単なコツ的なものがあると感じています。
それは、好きなことやものを発信する際にどういう表現をするか。これを意識するだけで、余計な対立をうまず快適に活動できるような気がするのです。写真家らしく、カメラのレンズを例にとりましょう。
1.「単焦点レンズはズームレンズより楽しい」
これは、じぶんがそう思うなら、全然大丈夫なのでは。ひとつの意見であり、その人固有の経験からもたらされた考え方といえます。ただ、受け取る人によってはズームレンズ下げととらえる人もいます。
2.「ズームレンズを使う人よりも、単焦点レンズを使う人の方が信用できる」
このパターンは、じぶんも使ってしまったことがあります。後から反省するやつ。単焦点レンズが好きなことを伝えたいあまり、その対称軸を下げてしまう表現方法です。
3.「ズームレンズを使う人なんて信じられない。写真を撮るなら絶対に単焦点レンズ」
これは前項をより強くした表現です。単焦点レンズへのこだわりや愛着が強いがゆえに、他の方法を許容できなくなっています。
すでに単焦点レンズ好きのコミュニティに属していて、そのつながりをより強固にしたい人が使う傾向があります。仲間からは喝采を受けます。
4.「単焦点レンズはズームできるから楽しい」
単焦点レンズはズームできません笑。これは情報としても意見としても間違いなので、他人であっても訂正してあげると感謝されると思います。でも「そんなことも知らないのか」という訂正の仕方はちょっとね。
5.「単焦点レンズは楽しい」
いやほんと、単焦点レンズは楽しいですね。初めてカメラを買った時に、明るい単焦点レンズで背景をぼかした時の感動は忘れられません。
一番付き合いの長い単焦点レンズは50mm。この、50mmという焦点距離は、じぶんたちが普段目にしている光景に近い、それも少し気をつけて見ている、何かに注目しているような写真になります。
35mmも良いですね。この焦点距離もまた、目にしている光景に近いのですが、何かに注目するというよりは「ぼんやり眺めている」ような距離感になります。
もちろん、これらはズームレンズでも撮影できるのですが、単焦点レンズという制約の中で「あー、入らないわ」とか「遠すぎる」と言いながら諦める瞬間もまた写真の醍醐味だと思います。
6.ズームレンズも最高
ちなみにじぶんは、今はほとんどの撮影でズームレンズを使っています。ズームレンズ便利だし。
けっきょくの話、単焦点レンズは写真の醍醐味を味わえるし、ズームレンズも便利で最高なわけです。
こういった姿勢で発信を続けてきたことで、快適なSNSライフが送れているような気がしています。良かったらぜひ参考にしてみてください。
写真集「PERSONAL WORK」を出版しました。 http://usetsu.com