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InstagramやTwitterで写真をアップする人はみんな編集長

どうもこんばんは、 @_tuck4 です。最近noteのフォロワーが増えるなぁと思っていたら、「写真」カテゴリでおすすめの人として紹介していただいているようです。こちらの記事にある「フォローイング・ブースター」のことですね。嬉しいッス!

noteでは有料マガジンでのクローズドな発信がメインになってしまっているのですが、この機会にオープンでもいろいろと発信していこうと思います。

さて、じぶんは写真を撮ることが職業ではありますが、ネット(SNS)から排出された、ちょっと突然変異なフォトグラファーです。それだけに「ネットに写真を公開すること」に関してこだわりがありまして、今日はそんな内容を。

写真は一枚ではなく一覧で見られることを意識する

これはもう、Instagramの話しなんですが、Instagramでフォロワーの多い人は(芸能人でないかぎり)、全体の統一感を保つための努力をしています。

具体的にはメインとは別のサブアカウントを作って、構図や色、ハイライトのバランスなどを、あらかじめチェックしてから、メインのアカウントで写真を公開するのです。

上のスクリーンショットの左がメイン、右がサブです。サブアカウントは鍵付きにしてフォローフォロワーゼロの状態でテストしています。

Instagramはタイムラインで見られる一枚の写真よりも、プロフィール画面で一覧で見られる統一感の方が大事なんですね。そのため、テーマや世界観を伝えやすい、ストック型のプラットフォームとなっています。

じぶんのようなフォトグラファーは、InstagramでのPR案件もあるので、あたかも雑誌の誌面のように、第一特集(東京の風景)、第二特集(ポートレート)、広告、などのバランス配分を心がけています。

Twitterで鍛える編集力

Instagramに対して、Twitterはフロー型。どんどん流れていくタイムラインの中で、瞬間的に「良い」と思われた写真がリツイート(拡散)されていきます。そのスピード感たるや。

Twitterで拡散される写真は、3〜4枚で写真のテーマが一目でわかること。そのため絶景系などが拡散されやすい傾向にあります。

じぶんは絶景系のフォトグラファーではないので、身近な題材(東京)が素敵に見えるような写真を組み合わせたツイートが拡散されることが多いです。

ポイントは、自身の「ベスト盤」であること。テーマに沿ったベスト4枚を詰め込むわけです。撮った時期も場所も別々だけど、最高にマッチする4枚と、その写真に合わせた一言を添えます。テキストも肯定的な方がいいですね。

「編集力」と聞くと写真を撮る人は、Photoshopでのレタッチのことかと思っちゃうかもしれませんが、こういう編んで集める方の編集も大事です。

編集長はじぶん自身

というわけで、そうなんです、InstagramやTwitterで写真をアップする人は、みんな自身のメディアの編集長なわけです。

もちろん全くの趣味の自費出版でもオッケー。でも、もし出版費用を出してくれるクライアントがいるなら、読者にもメリットのある三方良しを心がける。編集長の腕の見せどころですね。

最後に

せっかくの写真カテゴリのおすすめユーザーなので、写真を発信していけばいいのかなということなんですが、写真を一覧で見られるわけでもなく、拡散機能もないので、noteで写真をアップする動機がないんですね。

名は体を表すといいますか、noteはやはりテキストメインのプラットフォームなんだなぁと思います。

でも、もしnoteで本格的に写真をアップするなら、共同運営マガジン機能を使って、それこそ編集長を兼任してやりたいです。誰かなんか一緒にやりますか?笑

写真集「PERSONAL WORK」を出版しました。 http://usetsu.com