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おじさんと読書16

「サクラ咲く」辻村深月

またまたきました。
おじさんが読んではいけない感じの
青春群像劇。
でも好きなんです。
話は3つ入ってました。
「約束の場所、約束の時間」
まさかのSFからはじまるとは。
俺がこの時はまだドラクエとか
出てなかったから感覚は違うかも
知れないけど
めちゃくちゃワクワクしてたもんな。
「かがみの孤城」でもゲーム出てきてたけど
先生も好きなんだろうな。
好きじゃなきゃこんな細かい描写
思いつかないよね。
この一編でも映画作れるし。
「サクラ咲く」
これが本タイトル。
こういうのはやっぱり中学とか高校で
読んでおきたい話だな〜。
この時代って色々ギリギリのラインを
行ったり来たりしてたんだから。
おっさんだから思うもんね。
死ぬほど時間あっても何もしなかった。
自分に大事な恩師とかは
こういう時に現れてたのかも。
「世界で一番美しい宝石」
なんだかんだでこの話が一番よかったかな。
まさに宝石のような時間を
過ごせた仲間とか周りの人を
真っ直ぐに想えるはなし。
すごくしっかりしていて
オチって言うかラストまで完璧。
短いけどめちゃくちゃ入れる。
この一編だけ、、、
結局この人の話は全部映画化希望。
ドラマでもいいから。

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