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ライトドームの改造

Aputure Light Dome SE ソフトボックス 85cmをコメットストロボ用に改造する


Aputure Light Dome SEはLED専用のライトドームですが、なかなか良い作りなのでストロボ用に出来ないか、あれこれ試行錯誤しました。
発光管がドームの中まで入ってくるので配光はLEDよりも美しくフラットになり、面光源として優れた照明になります。
ほとんどのLEDライトはBowens マウントがついていて、色々なアクセサリーが取り付けられるようになっています。マウントをストロボ用に換えればすむのですがちょっとした問題がありました。 

問題とは・・もともと軽量化のため骨はグラスファイバーを混ぜたプラスティックのような物を使ってそのままそのままストロボに使ったらの発光熱やモデリングの熱には耐えられず溶けてしまいました。つまり、そのままマウントを改造をしてもストロボでは使えないのです。
まさかストロボの熱くらいでは溶けないだろうと思っていたのですが、甘かったようです。あくまでLED照明ように作ってあるようですね

そこで熱に強くて軽量なカーボン製の骨にしてみたのだが、ドーム型に曲げる力に耐えきれず折れるものが出てきました。

もっと強い素材をさがしたら「はがね」がありました。
バネの素材などに使われ、曲げる力と反発力は折り紙付きです。
直径をどうしよう・・・とりあえず3ミリでやってみたら強度が足りずNG。
4ミリでなんとなく良い感じのしなり具合で使えそうでした。
はがねの欠点は重たいこと。軽量が売りのライトドームですが、仕方がありません。重いと行ってもワンタッチで組み立てられるドームよりは軽くて小さくたためるので移動は楽です。
これで、必要に応じてストロボ、LEDと両方に使えます。

上から元のグラスファイバー、はがね、カーボン

規定の長さに切ってはめてみたら写真のようにジャストフィットしました。

Bowens マウントをコメットストロボマウントに取り替えた
無事にストロボも使えるようになりました。

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