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握手会の後で103〜メンバーを守るためなら〜
ミナコがボディーガードしてくれている握手会はとても楽しめている菜緒がいた
○○も好きなファンはミナコの存在を知っている
菜「菜緒より有名ちゃうん?ミナコ…」
菜緒を見つめるミナコの取った行動は…
「菜緒ちゃんこんにちは〜ミナコちゃん抱っこしてる菜緒ちゃん可愛いよ〜」
菜「ミナコはもふもふしてて抱き心地ええんよ?」
片手で握手をしながらもう片方の手でミナコを撫でる
もちろんミナコも撫でられる
そんな楽しい時間はすぐに壊される
次の人の時に突然ミナコは菜緒を守るような振る舞いをしたからだ
「こんにちは菜緒ちゃん…この猫は菜緒ちゃんの?」
菜「こんにちは…マネージャーさんの猫で私に凄く懐いてて…」
「そうなんだ…」
握手をしようとするとミナコが唸る
菜「ミナコ?」
「まぁ、菜緒ちゃんセンターおめでとう」
菜「ありがとうございます」
「凄いよね?先輩押しのけて後輩がセンター、先輩たちはどう思ってるんだろうね?
それと同期も…」
菜「先輩も同期も支えてくれてます。選ばれた私は一生懸命に頑張って…」
「ホントにそうなのかね?」
菜「えっ?」
「実は菜緒ちゃんを蹴落として…」
?「ありもしない事を言わないで欲しいですね?」
菜「○○さん…」
○「ちょっと遅くなってごめんね?」
「お前が○○か。菜緒ちゃんとの握手をその猫が邪魔してるんだよね〜
それと…」
○「あれだけ酷い事を言っておいて握手求める神経が考えられないね?
この子はそんなあなたに気づいて警戒してるんだよ
自分にとっては相棒でもあるから」
「とりあえずこっちも金出してるから握手してもらいたいんだけど?」
○「菜緒?どうする?」
菜「私は…したくないです…ミナコが警戒してるし…
それに先輩や同期の事を酷く言われました…」
○「とりあえず裏で話を聞こうか?」
準備していた警備スタッフが身柄を抑えブースを連れ出された
○○は会場アナウンスを入れた
「ご来場の皆様にお願いがあります。」
アナウンスに耳を傾けるファン
「先程、メンバー数名が心にもない言葉を掛けられました。
このまま続いてしまう様ですと握手会そのものを中止、もしくは握手会の廃止を検討せざるを得ません」
ざわざわとする会場
「日向坂46はスタートしたばかりです。皆様の熱い応援をお願いいたします。
アンチ撲滅として厳しく処罰も検討していきますのでよろしくお願いいたします」
その後の握手会は何事もなく終わり、確保されたアンチは今後の全坂道グループのイベント、物販等の全てのコンテンツの使用禁止処置と警察へ引き渡しをした
そして、各グループからお知らせとして発表された
○「少々やりすぎましたかね?」
菊「いや、むしろここまでやれた事が凄いと思う」
駆けつけてくれた菊池さんからは絶賛された
菊「○○君の影響力はとても高いからファンも協力を惜しまないと思うよ?
それとね?ファンから○○君と握手会をしたいと問い合わせが来てるよ?」
○「自分はマネージャーですからそれは…」
菊「今野さんも前にやった事あるから大丈夫じゃないか?まぁこちらで考えてみるよ」
○「はぁ…」
菊「それよりもメンバーのケアをしてあげて?」
○○はメンバーの輪の中へ押し込まれるとわちゃわちゃにされるのだった
そして乃木坂のシングル発売記念ライブへと○○はシフトチェンジしていくのだった
……To be continued
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