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乃木坂物語31〜日陰の道を選んだ私〜

桜「みんな準備出来たね?アンコールはみんなで楽しむ事!
最後まで全力だからね?」

「はい!」

桜「じゃあ行くよ!」

ラストを楽しむ為に気合を入れ直していざ、ステージへ

桜「アンコールありがとうございま〜す」

西「みんな元気有り余ってますね〜2時間?」

高「もっとじゃない?」

西「2時間半くらい?」

桜「3時間じゃない?」

西「すごい…アンコールなんですけども人数少ないですよね?」

「おぉぉぉぉぉ?」

西「ということでみり愛ちゃーん、南萌〜」

み「はーい。」

南「はーい。」

西「2人はどこにおるん?」

み「はーい。今私はどこにいるのかというと本ステージの裏の音席にいます」

メンバーが近くにきたということで歓声が上がっている

西「音席?めっちゃ盛り上がってるやん?」

み「そうなんですよ。2階、3階、4階にもメンバーがいます」

西「ホントだ。南萌はどこにおるん?」

南「私は本ステージ正面のスタンド…」

西「南萌の所も盛り上がってるやんな?」

南「盛り上がってるけど私がいてもいいのかな?」

西「ええんよ?盛り上がってるのはそういうことやで?しっかりファンサしてあげてな〜?」

南「私のファンサ…欲しい人…いる?」

私の周りから歓声が上がる

西「よかったやん?」

み「それじゃあいきますよー。ロマンスのスタート!」

イントロがかかるとメンバーがステージを走りファンの近くへ

コールで曲を盛り上げるファンとファンサをするメンバー

私も出来る限りのファンサをする

曲の途中でステージへ戻る指示がありスタッフさんに案内される

私がちょうど戻る頃には曲が終わって次の曲へ

『そんなバカな…』

ここでもメンバーがステージを走りファンサをしていく

曲が終わりかけてメインステージに移動していくと…

白「ありがとう〜」

桜「みんな元気だね〜
ということで2曲披露しましたが、次の曲がラストなんですが、お知らせがあります。
こちらをご覧下さい」

VTRが流れる

悲しみの忘れ方のドキュメント映画の制作スタッフさんのコメントが流れる

そして…

『あさひなぐ』

ナ「舞台化、映画化同時企画始動!!
舞台主演…齋藤飛鳥!」

ファンの歓声がここで大きくなる
そして舞台出演メンバーの発表がされた

歓声はやむことはなく映画版のキャスト発表…

ナ「映画主演…西野七瀬!」

歓声はさらに大きくなった

ここでも映画出演メンバーの発表がされる

舞台の日程は決まっていて、映画は秋頃に…

南(もう…私必要ないじゃん…乃木坂には…)

誰かに手を握られて振り向くと飛鳥が隣にいた

桜「はい、ということで発表がございましたあさひなぐの舞台化と映画化が乃木坂46で決まりました」

ここでも歓声が上がる

玲香が舞台主演の飛鳥にコメントをもらっている間も飛鳥は私の手を離すことはしなかった

そして映画主演の七瀬にも話を振る玲香

七瀬も話をまとめて終わろうというところで…

白「ちょっと待って!飛鳥と南萌が手を繋いでるの!
めちゃくちゃ可愛いんだけど〜」

南「……」

飛「いいだろ〜」

桜「ずるいな〜後で私とも繋ごうね?南萌」

南「今後、誰とも手を繋ぐ事はありません。握手会以外は…」

白「南萌はツンデレだからね〜」

桜「絶対繋ぐんだから…という事でラストになりますが、ライブ初参加の3期生も一緒にやりたいと思います」

3期生が出てきて全員揃う

桜「皆さんも一緒にお願いします…」

『乃木坂の詩』

振りも一緒に踊るファンとの大合唱でライブは幕を閉じた

2日目も曲が変わっても盛り上がりは変わらず無事に終える

アンコール始まりでもうひとつのサプライズ発表…

『17枚目シングルタイトル解禁…』

VTRが流れ会場は静寂の中…

『インフルエンサー』

解禁でファンも喜びを歓声で表していた

そして興奮冷めぬままWアンコールはガールズルールを歌い終わった

私の中で乃木坂の詩の時の1面紫に染まる会場の魅力に取り憑かれるのと、私の居場所は…という2つの感情がどうしたらいいのか悩ませていた…

……To be continued

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