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握手会の後で101〜日向坂握手会〜

椿「みんな〜気合入ってる?」

久「椿姫ちゃんが気合入ってるだけでしょ?」

好「鈴みたいにかかってるやん」

鈴「ちょっとこのちゃん!」

菜「○○さんこうへんの?」

ひ「確かに…姿見えませんね?」

賑やかなのは日向坂らしいのだが菜緒は何故かテンションは上がらずだった

美「菜緒はお兄ちゃんに会いたいんだよね?」

菜「ちょっと美穂…」

宮「菜緒だけじゃないんだけどな〜」

潮「そうだよ〜私だって○○さんに会いたいもん」

菜「なっちょさん…」

加「としちゃんだってそうだぞ?」

椿「みんな○○好きだね〜?まぁ私の○○だけどね」

美「はぁ?」

京「椿姫ちゃんには絶対に渡したくないんだけど?」

久「はいはい。最終確認してよ?そろそろスタンバイしないとだからね?」

「はーい」

椿「こういう切り替えができるから助かる…」

久「ねぇ椿姫ちゃん、○○さん本当に来れないの?」

椿「橋本さんの話だとシングルの発売記念ライブの準備とかで来れないらしいよ?」

久「そうなんだ…菜緒が不安なんだよね?」

椿「不安?」

久「うん。2期生がセンターだからアンチとか…」

椿「一応乃木坂と櫻坂のマネージャーさん何人かが来てくれる話になってるよ?」

金「今日はお兄ちゃんも来てくれるらしいですよ?」

久「お兄ちゃん?」

椿「金村君の事?」

金「はい。前に話したじゃないですか〜乃木坂のマネージャーに兄がいるって」

久「あ〜なんか聞いたかも…」

椿「美玖は準備終わったの?」

金「はい。なのでケータリングを少しつまもうかなって思ってます。」

椿「そんな時間ないよ?」

金「あっ!本当だ…」

久「さて、気合入れて楽しむぞ!」

楽観的な椿姫と後輩を心配するキャプテン、そして日向坂になって初めての握手会に少し緊張するメンバーの握手会は始まった


メンバー各々のブースでスタンバイをする

金「よろしくお願い…ってお兄ちゃん!」

彩人「よっ美玖。今日はよろしくな?」

金「お兄ちゃんがいるなら心強い。よろしくね?」

兄妹の絆はいつでも強い


好「よろしくお願いします」

蒼「よろしくお願いします」

好「(なんか○○さんみたいな雰囲気してる…)あの〜」

蒼「○○さんじゃなくてごめんね?」

好「えっ?」

蒼「○○さん来たかったらしいけど来れないから…」

好「いえ…」

蒼「○○さんから頼まれたから好花さんをよろしくってさ?」

好「ふふっよろしくお願いします」

蒼「(あっかわいい…)うんよろしくね?」


聖「ん?」

遥「どうしたの?」

聖「蒼太の心がよそ見した気がしたんやけどな?」

遥「それはないよ。蒼太君は聖来に夢中でしょ?」

聖「せやな?浮気したらただじゃおかんけどな?」


蒼(ゾワゾワってした…まさかな……)

聖来の嫉妬はいかなる場合でも感知できる体の蒼太だった



京「おはようございます。今日はよろしくお願いします。」

雄「こ、こちらこそよろしくお願いいたします
僕は田村雄太と言います。」

京「雄太君か〜ん?田村って…保乃ちゃんとまゆたんと同じ…」

雄「2人ともいとこなんです。」

京「そうなんだね?日向坂には…推しとかいないの?」

京子は珍しく上目遣いをした

雄「(ヤバっ…めちゃくちゃ可愛い)推しですか?日向坂さんはまだ探してます」

京「ふーん。なら私を推してもいいよ?」

雄「えっ…と〜」

京「冗談だから。マネージャーさんなのに推し作るの面白すぎ」

笑いながら雄太を見つめる

雄「あ、ははは…」

京「しっかりしろよ〜」

雄「了解っす…」


保「雄太が浮気しとる…」

天「マジ?」

松「今日は日向ちゃんの握手会か…」

夏「…行こっかな?」

森「本当に雄太君好きだよね〜夏鈴ちゃん」

保「んな!雄太は保乃のやからな?誰にも渡さんから…」

松「ほら馬鹿なこと言わないで収録行くよ?」

「はーい」

誰もが気づかないところでふつふつと闇が動き出していた

……To be continued


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