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ずっと好き25

夏の恒例となったバースデーライブも終わり、また忙しい日々が始まってすぐの事だった

部「白石、岩田ちょっと...」

○「なんですか?」

岩「どうされました?」

部「社長がお呼びだぞ?お前らなんかしたのか?」

○「身に覚えはないです」

岩「あ!もしかしたらあれかな?」

部「あれとはなんだ?」

岩「部長、大丈夫ですよ?トラブルではないですから」

○「岩田君は社長とどんな...」

岩「言ってませんでしたか?社長は叔父なんですよ、それに乃木坂のファンです」

○「そうなの?部長は知ってました?」

部「いや...」

岩「大丈夫ですよ、今まで通りにして下さい、僕は部長の部下ですよ?それに今回は僕の案が通ったからです」

○「直訴したの?」

岩「違いますよ?たまたま企画書を見られたので...」

部「とりあえず2人は社長の所へ行ってこい」

岩○「はい!」

「失礼します」

社「おぉ、白石君、甥から話は聞いてるよ」

○「はぁ...」

社「早速なんだが、白石君の力を借りたいんだよ」

○「自分のできる事でしたら...」

社「早速なんだが、乃木坂の運営にアポ取れないかい?」

○「ちょっと待ってください、一体どう...」

社「なんだ?こいつからなんも聞いてないのか?」

○「はい...」

岩「すみません...忘れてました」

社「実は、私もファンでな...」

○「ちなみに...」

社「君の従妹の白石麻衣の...」

○「とりあえず確認はしてみますが...」

社「もしアポ取れたら私が先方に出向くし、白石君にも来てもらいたい」

○「わかりました、とりあえずアポ取れてからその後でもいいですかね?
ダメな事もあるかも知れないので...」

社「よろしく頼む」

2人は部署に戻り、仕事をこなす

そして○○は...

○📱「もしもし○○です」

橋📱「あ、○○さんどうしました?」

○📱「今、電話大丈夫です?」

橋📱「大丈夫ですよ?」

○📱「実は今野さんにアポを取りたくて...」

橋📱「隣にいるので代わりますね」

今📱「もしもし今野です」

○📱「○○です、ご無沙汰してます」

○○は挨拶をそこそこに話をした

今📱「今晩空いてるかな?」

○📱「大丈夫です」

今📱「では、19時に事務所来て貰えるかな?とりあえず話を聞きたいので」

○📱「わかりました、うちの社長も同席しますのでそれでは失礼します」

○「ふぅ〜」

岩「どうでした?」

○「とりあえずアポ取れたけど今日の19時なんだよね...」

岩「大丈夫ですよ、叔父はこっちを優先するはずですから」

○「とりあえず話して見るよ」

○○は社長に経緯を説明すると秘書にスケジュール変更する様にしてくれた

そして迎えた19時に○○と社長は乃木坂の事務所の会議室で待つ

ガチャ

今「お待たせしました」

社「こちらこそ、お忙しい中お時間を割いてくださりありがとうございます」

今「それでは早速...」

そこからは企画書を見ながら今野さんと社長のやり取りを見ているだけ

コンコン

橋「失礼します」

今「橋本、白石は?」

橋「今来ますよ?」

麻「失礼します...お兄ちゃん!!」

○「仕事中だから...」

今「大丈夫ですよ?先程社長さんも白石のファンと聞きましたので」

○「すみません...」

プレゼンは何事もなく進み、合意した

社長は一足先に帰り、○○は...

○「この度はありがとうございました」

今「いやいや、気にすることでもないよ、こちらとしてもいい話だから乗っただけだから」

○「......」

麻「お兄ちゃん?大丈夫?」

○「大丈夫だよ、ちょっと疲れたかな...」

そして月日は過ぎバースデーライブ兼西野七瀬の卒業ライブ

今回は社長、岩田君と共に関係者席だった

3日間は何事もなく進んだらしいが4日目は機材トラブルで生演奏をするらしい

○「あれ?あのマネージャーさん...」

岩「知ってるんですか?」

○「ちょっとね?」

○(そっか、君は前に進めてるんだね?俺も…か)

ライブは凄かった、それよりも生演奏のが凄いと思った

そしてライブが終わるが、サプライズで何やらやっていたが終始、笑いがたえなかった

そして社長と岩田君は今野さんと挨拶をして帰り、僕は麻衣に捕まった

麻衣は戦友の卒業の気持ちを僕にぶつけては抱きつく、それを松村さんが睨むという形が出来上がっていた

○「そういえば、あのマネージャーさんは...」

麻「あそこで七瀬に説教されてるけど知り合い?」

○「東京ドームの時に、推しが卒業して寂しがってた所を声掛けたんだよ」

麻「あの子もいろいろあるみたいで結構大変だったよ?でもどっかほっとけないんだよね?弟みたいで」

○「そっか、でもあれだと長くなりそうだね?僕は帰るよ」

麻「気をつけてね?休み合ったらまた遊びに行くね?」

○「わかった、麻衣も無理はするなよ?」

その日の最終で東京へ帰る

それからメンバーの卒業がありながらも乃木坂はそれを跳ね除ける様に進んだ

そして4期生の選抜入りのシングルの時に麻衣から久しぶりに連絡が来た事により、大きく動く事をまだ知らない

……To be continued

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