乃木坂物語41〜日陰の道を選んだ私〜
ライブは中盤前なのにセトリはお祭り騒ぎ状態
「他の星から」「でこぴん」「あらかじめ語られるロマンス」「ダンケシェーン」「ハウス」が行われた
ダンケシェーンのラストの掛け声は盛り上がった
若「やっぱ乃木坂だな」
「だなー!」
その後、MCは生田と松村と3期生で会場のボルテージを上げていく
VTRが振られるといよいよ私達アンダーの出番
今のシングルメンバーが呼ばれていく
私もその1人…そして今は選抜メンバーであるメンバーが呼ばれていく
「中元日芽香」
彼女の登場に会場がわく
「北野日奈子」
「中田花奈」
「斉藤優里」
「齋藤飛鳥」
「星野みなみ」
「堀未央奈」
「新内眞衣」
「衛藤美彩」
「井上小百合」
そして映像には彼女がが映る
歴代のアンダーメンバーとしてセンターを務める彼女の名前が呼ばれた
「伊藤万理華」
全員が揃い、ポジションへつくとイントロが流れる
「ここにいる理由」
そして小百合のセンター曲である
「あの日、僕は咄嗟に嘘をついた」
復帰してラストになる日芽香のセンター曲
「君は僕と会わない方がよかったのかな」
そしてまた万理華センター
「生まれたままで」
私は見えたのは泣いているファン
日芽香、万理華の卒業があるのだろう
そしてまたVTRが流れる
そこにはアンダーメンバーの想い、苦しみ、葛藤を…
VTRが終わり日奈子に照明が当たる
北「聴いてください…アンダー」
「アンダー」は メンバーのそれぞれの想いを現した曲で大事な曲
日芽香と日奈子が2人で披露するラスト…
私の前には2人の大きな背中、そして熱意が見えた
曲が終わると今のシングルのアンダーメンバー以外は袖にはける
「My rule」を披露してアンダー楽曲の披露が終わりVTRは次の曲の前振りが流れていた
「命は美しい」
凄い演出でファンは魅了される
プロジェクションマッピングと七瀬のコントラストから始まる
私もいつか踊りたいと思う曲
サブステージでの披露が終わると今度は新センターの2人が魅せる
始まる前の緊張はない
3期生の桃子と祐希のWセンター曲…「逃げ水」
3期生加入して間もないのに堂々としていた
「インフルエンサー」「君の名は希望」「何度目の青空か?」と終わりに向けて進んでいく
ラストの曲前でMCをする
ドームに立てたことやこれからの事を話していく
そしてラストは…
「いつかできるから今日できる」
映画の主題歌にもなった今日を披露してメンバーはステージから降りていく
モニターにはエンドロールが流れて本編は終了
ここで終わらないのが乃木坂で、会場からはアンコールが聞こえる
もちろん私達もこれで終わるわけが無い
ライブTシャツに着替えてアンコールを迎えるのだが…
橋「フロートに乗って準備して!」
会場ではカウントダウンが行われている
全員がフロートに乗り込むと
「0!」
この合図でアンコールはスタートした
「おいでシャンプー」「ロマンスのスタート」「ガールズルール」そして3期生含めた全員曲の「設定温度」
MCを挟んで「乃木坂の詩」で初日は終了…
今「お疲れ様…」
「お疲れ様です」
今「実はライブ中に機材の落下事故が起こった
幸いお客さんは軽傷ですんだとの事だが…」
橋「みんなにね?頼みたいことがあるの。怪我された方にみんなからの一言を色紙に書いて欲しいの…」
みんなは了承して色紙に書いていく
後日、怪我をされたファンには届けられた
2日目も同じ曲をこなしていく
ただ違うのは若月が舞台でいないこと
初日だけ46人全員で東京ドームでライブができたという事だった
乃木坂の詩を終えて深く一礼
頭をあげると目の前には…
メンバー全員の目頭を熱くさせた
そしてアンコール終了で終わる予定としか私達は聞いてなかったのだが…
会場では再びアンコールが響く
万「奈々未!Wアンコールできっかけ出来ないかな?どうしてもやりたい」
レッスンの時、きっかけは練習していたが披露されることはなかった奈々未はインカムで音響さんと話している
橋「みんな、きっかけいくよ。ひめたんと万理華を盛大に送り出すよ」
「おー!」
ステージでスタンバイをすると流れる「きっかけ」のイントロ
目の前の幕が落ちて再び会場へ
私はただ後ろから2人を見ることしか出来なかった
今日は何回流れたかわからない涙を拭うことを辞めた
2人のスピーチが終わり2日間の東京ドームは終わった
こうして乃木坂46はまた新たな道を進んでいく
私はまだ日陰の道を歩む…
……To be continued
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