ずっと好き24
大阪の握手会後、数人集められたメンバー
橋「なんで呼ばれたかわかる?」
秋「共通することでしょ?」
西「なんやろ?」
飛「特に共通点ないんじゃない?」
松「でもまいやんおらんからな〜?」
深「なんとなくわかるかも」
秋「何?まいまい」
深「まいやんがいないという事と卒業してる私がいるという事は○○さんのことでしょ?」
橋「正解、しかもまっつん以外ね」
松「なんでうちが呼ばれたん?」
橋「説明する」
秋「飛鳥も○○さんが好きなんだね?」
飛「は、はぁ?なんで...」
橋「はいはい!話していいかな?」
5人の間に沈黙が生まれた
橋「まず、私とまいまいは○○さんが好きで気持ち伝えたけど、まいまいは気持ちが変わったでいいかな?」
深「いいよ、だってまいやんには勝てないもん」
橋「次に七瀬!」
西「はい!」
橋「あんたは新人君を意識してるよね?握手会の後から」
西「...はい」
橋「まっつんはまいやんの気持ちは○○さんだけっていうのは間違いない?」
松「間違いない、もうやばいくらい顔がふやけんねん」
橋「そして、真夏と飛鳥はどうなの?」
秋「気持ちは伝えたい...でも振られるのわかってるし、新人君も魅力的だし...」
飛「私は...あんなお兄ちゃんが欲しいな〜って思ってる」
橋「じゃあ○○さんに気持ち伝えたい人は?」
手をあげたのは真夏と飛鳥だった
橋「七瀬はいいの?」
西「うん、あの新人君の闇が深そうやから助けたい」
橋「ふふっ、なぁちゃんらしいね?」
西「そう?」
橋「とりあえず○○さんに連絡するけど来る人...ってみんな顔が怖い」
深「会いたいのは会いたい」
西「ななも...」
松「ご飯!」
飛秋「......」
橋「1人だけ反応違うけどいっか...」
そして私は○○さんに連絡をいれるとOKの返事が来た
バースデーライブが終わり、また仕事に終われる日々
岩田君はよく握手会に行く
世間は段々、クリスマスムードだが、僕は岩田君の仕事に手をつけている
西野さんのラスト握手会はトラブルがあったらしいが無事でよかった
そして年内最後の仕事を終えて帰る時に橋本さんから連絡が来た
予定もないのでOKすると住所が送られてきた
そこへ向かうとオシャレなお店
中へ入り、橋本さんの名前を言うと案内された奥の個室
扉を開けると見たことあるメンバーが目に飛び込んできた
秋「あっ○○さん」
○「真夏さん、皆さんこんばんは
今日は...」
橋「○○さんにいいたい事があるメンバーが2人と、あとは聞きたいことがあるメンバーです」
○「いいたい事?聞きたいこと?」
橋「まずは、いいたい人の方から...真夏!」
秋「わ、私から?」
橋「早く!」
秋「...私はあの時、○○さんが言ってくれなかったら今の私はいません...
本気で好きになりました...」
橋「次に飛鳥!」
飛「...一緒にいると安心する...
声聞いてると癒されるので...
お兄ちゃんと...」
橋「だそうなんですけど」
○「なるほど、じゃあ僕も話すね?
僕は麻衣以外の人は好きになりません
麻衣が他の人を好きになったとしても、幸せならそれでいい」
○「でも...麻衣以外の人とは付き合えない
それは付き合ってしまったらその人を傷つけてしまうから...」
○「こんなおじさんより...」
深「ちょっと待って下さい
○○さんは自分の事悪くいい過ぎですよ?
それにまいやんが○○さんのどこを好きになったのか、私達はわかります」
橋「まいまいの言う通りです
少しは自分に自信持って下さい」
秋「そろそろ辞めよ?松が嫉妬の眼差ししてるから...」
松「じーっ」
○「松村さんて効果音出る人なんだ...」
橋「そこはスルーしてあげて下さい」
○「了解...あっ!」
秋「どうしました?」
○「西野さん今更だけど、握手会...」
西「大丈夫でした、勇敢なマネージャーが守ってくれたので」
橋「あいつの教育係は疲れるんだけど?」
西「あの〜○○さん?」
○「はい?」
西「2月のバースデーライブ...」
○「最終日だけなら行けると思うよ?
麻衣にも前に言われた記憶あるから」
橋「よしじゃあ、この辺で解散しよっか?」
橋本さんの言葉に解散した
1人帰路にしている途中で思ったことがある
もし麻衣が僕から離れたらどうなるのか...
答えが浮かばない問題がずっと頭を巡る
結局、麻衣の幸せがそこならそれでいいか、僕の事は後回しでいい
いつもの答えがはじき出されるのだった
……To be continued
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