ずっと好き〜After story〜

大好きな人と結婚して3年…

橋｢しーちゃん？｣

麻｢なに？｣

橋｢○○さんとはどうなの？｣

麻｢お兄ちゃんと？順調だよ｣

｢しーさんはまだお兄ちゃんって呼んでるの？｣

麻｢飛鳥？｣

橋｢私が呼んだのよ。他にも来るよ？｣

麻｢久しぶりだな〜みんなに会えるの｣

飛｢全員は無理だけどね？それで、さっきの質問…｣

麻｢全然慣れなくてそのまま…お兄ちゃんもそこまで…｣

｢ちゃんとせんと愛想つかされるんやない？｣

麻｢七瀬!?｣

七｢久しぶりやなみんな｣

橋｢七瀬も幸せそうだね？｣

飛｢そうじゃん！なぁちゃんだって結婚した…｣

七｢うちの事はええの、まいやん？｣

麻｢ん？｣

七｢結婚して何年？｣

麻｢3年だけど…｣

七｢1回ちゃんと話してみ？○○さんはめちゃくちゃ優しいから言わんだけかもしれんよ？｣

橋｢私もそう思うよ？｣

麻｢うん…｣

その後、真夏、いくちゃん、かずみん等1期生が集まりプチ同窓会になった

麻｢ただいま…｣

｢お帰り？元気ないね？｣

私はみんなとの事を話した

○｢なるほどね〜元々俺達は従兄妹だからそこまで気にしてなかったよな？｣

麻｢うん…｣

○｢麻衣はどうしたい？｣

麻｢わからない…ずっとお兄ちゃんだったから…｣

○｢じゃあ、少しづつ練習してみようか？｣

麻｢うん…｣

○｢そんなに気にしてもしょうがないだろ？
俺達はちょっと特殊なだけなんだからさ？｣

優しく頭を撫でられる

嬉しいけど…

○｢可愛くて綺麗な奥さんってだけで俺は嬉しいんだけどな？｣

麻｢お兄ちゃん…｣

私はお兄ちゃんに抱きつき甘えた

それからしばらくしたある日

｢まいやん？｣

麻｢真夏？｣

真｢今日はよろしくね？｣

麻｢うん…｣

真｢なんか悩み事？私で良かったら…｣

麻｢話聞いてくれる？｣

私は真夏に全てを話した

真｢あの時のなぁちゃんの事なんだ？｣

麻｢うん…｣

真｢子供がいたら呼び方もまた変わるよね？
パパとかママとかさ？｣

麻｢子供か〜｣

真｢まいやんも忙しいもんね？それを知ってる○○さんはまいやんに負担かけたくないかもだけど…｣

麻｢子供は欲しいよ？だから話してみるよ｣

真｢そうだね？ちゃんと話し合ってみて？｣

麻｢ありがとう真夏。｣

真｢私もいい人見つけなきゃな〜｣

麻｢真夏なら出来るよ。頭デカイけど？｣

真｢もう〜｣

私は真夏のおかげで少し楽になった
そして私の中でひとつ決意をする事に…

その日の夜、私はある事をお兄ちゃんに提案した

麻｢ねぇお兄ちゃん？｣

○｢ん？｣

麻｢そろそろ赤ちゃん作らない？｣

○｢麻衣の仕事は？｣

麻｢今野さんにはさっきメッセージ入れたから…
それにもう3年目だし…｣

○｢俺は麻衣との子供は欲しいよ？｣

麻｢それなら大丈夫だね？｣

翌日、今野さんからもOKが出てから数ヶ月後…

麻｢お兄ちゃん？｣

○｢どうしたの？｣

麻｢赤ちゃん出来たよ？｣

○｢そっか…俺もパパか〜｣

麻｢うん。だから私とこの子と公平に愛してね？｣

○｢もちろんだよ。｣

麻｢よろしくね？パパ｣

私は子供が出来て変わった

子供の前ではパパ、2人きりの時は○○と呼べる様になったから

子供も無事に生まれた

双子で男の子と女の子

私達は4人家族となって幸せ倍増しました