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【MATCH REPORT】2023年度 第7節 VS日本文化大学

2023年度 関東大学サッカーリーグ東京・神奈川
チャレンジリーグ 第7節 2023年度 VS 日本文化大学

【スコア】
東京農工大学 VS 日本文化大学
前半 1-0
前半 1-1
前半 2-1
後半 3-1
後半 4-1
後半 5-1
後半 5-2

合計 5-2

前半

【STARTING MEMBER】
GK.
12. 田中 康仁 (3年 名古屋高校)

DF.
2. 渡辺 駿太 (3年 都立国分寺高校)
18. 治田康成 (2年 延岡高校)
→64分 8. 林 侑吾(2年 桐朋高校)
25. 久保 直輝 (3年 都立西高校)
15. 鵜澤 大地 (2年 相模原中等教育学校)

MF.
9. 田口 幹人 (3年 県立川越高校)
14. 城尾 皐介 (2年 県立大分上野丘高校)
90分→6. 武原 昴誠 (1年 県立多摩高校)
29. 成田 渓悟 (1年 県立仙台第三高校)
3. 石井 悠貴 (3年 専修大松戸高校)
10. 青山 海 (3年 県立船橋高校)

FW.
13. 益田 靖大 (3年 都立清瀬高校)
→59分 23. 中西 正樹 (3年 県立川越高校) 
23. 中西 正樹 (3年 県立川越高校)

【MATCH REPORT】
1年前同じグラウンドで同じ相手と戦って敗北を喫したTUAT FCは今回こそ勝利をつかむために鎌倉の地に足を運んだ。この日の前日に雨が降っていたことによってグラウンドは滑りやすくなっており、アップではグラウンドになれることに時間を費やした。大事な4連戦の第2戦目は難しいピッチ状況の中、試合に臨んだ。

前半はTUAT FCのキックオフで始まった。試合は相手がボールを保持する展開からスタートする。その中で猛プレスをかけたTUAT FCは相手ゴール前でボールを奪い、 田口 にチャンスが訪れるがスリップしてしまいシュートがうまく撃てない。そのあと立て続けにプレスをかけ、相手陣地でボールを奪った青山がシュートを放つがボールは枠の外に外れてしまう。

その後は相手にボールを保持される展開が続き、前半16分に右サイドから突破を許し、失点してしまう。その後はスローインの流れから石井が遠目からシュートを撃つがゴールにはつながらない。

そして前半21分、石井のプレスから益田がボールを奪い、そのまま石井にスルーパスを出す。抜け出した石井が相手GKとの1対1を落ち着いて決め、試合を振り出しに戻す。益田にとってはこれが公式戦初アシストとなった。

同点に追いついたTUAT FCはプレスをかけ、追加点を狙うがスリップをしてしまうことが多く、うまくはまらない。その中で24分には左サイドのクロスから相手がシュートを放つが鵜沢がゴールカバーし、決定機を阻止する。

27分には相手DFにプレスをかけて奪った石井がペナルティエリアの外から右足でシュートを撃つがゴールの上に外れてしまう。

そして33分には左サイドのクリアミスからボールを奪われ、相手に抜け出されて、GKの頭上を越えるループシュートで失点し、リードを許してしまう。

37分には左サイドのクロスから飛び出した相手とGK田中が交錯し、このプレーで相手にイエローカードが出された。倒れ込んだ田中であったが大事には至らず、その後はプレーを再開した。

42分にはボールを受けて1人相手をかわした城尾がクロスを送り、そのこぼれ球を成田が回収。右サイドの田口に展開し、フリーの青山にクロスを送ったが、シュートは枠を捉えられない。

その後、相手に押し込まれシュートを浴びせられるが、GKの田中の好プレーとDF陣の集中した守備によって得点を許さない。1点ビハインドで試合を折り返したTUAT FCは川合監督とのミーティングで修正点を話し合い、交代は無しで後半に臨んだ。

1点を追うTUAT FCは後半の最初から激しいプレスをかける。後半48分、石井、益田、田口が連動して相手陣地の深いところでボールを奪い、田口が左サイドから中に入ってきた青山にクロスを送るがこれはうまくミートしない。そしてその流れから相手にボールを奪われ、攻撃に人数をかけていた左サイドを使われてしまう。左サイドのクロスが逆サイドへ入る。左右に振られたTUAT FCは中央から入ってきた相手に対応できずに失点してしまう。

後ろから繋ごうとしてもパスミスや、スリップをして良い状態でボールを受けれないなどビルドアップがなかなかうまくいかない。悪い流れを変えたいTUAT FCは59分に益田に代えてFW中西を投入、64分には両足をつったDF治田に代えてFW林を投入し、攻勢に出る。

しかし、67分にパスミスからボールを奪われてカウンターを受ける。DFの裏に出たボールをGK田中がクリアしたがそのボールが相手に当たり、相手の前にこぼれてしまう。そのまま無人のゴールに流し込まれ、4失点目を喫した。悪い流れは続き、73分には後方からのビルドアップのパスミスが相手FWにわたったが、1対1を久保が止め、ピンチを防ぐ。

後がなくなったTUAT FCは石井を最前列に配置し、FWを2枚にして得点を狙う。75分には相手の縦パスをインターセプトした成田から左サイドの中西へパス、ボールをキープした中西から林へつなぎ、フリーでターンした林が右へラストパスを送るもここには誰もいない。

給水タイム明けの76分にはフリーキックから鵜沢がバックヘッドでゴールを狙うもこれは相手GKに阻まれてしまう。77分には中西が相手DFにプレスをかけ、ゴール前でのパスミスを誘う。このパスミスを奪った田口がクロスを送り、相手が跳ね返したボールを拾った石井が左足でシュートを放つも味方に当たってしまい、なかなかゴールが奪えない。

80分には相手の大きな展開から左サイドにボールが渡り、クロスを上げられ、ヘディングシュートを撃たれるがこれは鵜沢がブロック、その跳ね返りをGK田中が掻き出して失点を免れる。ピンチを凌いだTUAT FCは82分、左SBにポジションを移した青山からタッチラインを沿うようなスルーパスが出て中西が抜け出し、クロスを送るがこれは相手GK正面。その直後のゴールキックをつないできた相手にプレスをかけ、パスミスしたボールを城尾がダイレクトでシュートを放つがこれはゴールの枠を捉えられない。

終盤、相手に押し込まれるもGK田中が好セーブを連発し、ゴールを割らせない。しかし、相手にボールを保持される展開が続き、90分に左サイドのクロスから得点を許してしまう。この直後に城尾に代え1年の武原をピッチに送り出す。

そして交代直後の武原の激しいディフェンスでボールを奪い、90+2分、スローインからボールを受けた石井がゴールから約40m離れた場所からドリブルを開始。1人2人とかわしていき、5人目を抜き去ろうとした瞬間にPA内でファウルを受け、PKを獲得する。このPKを石井が左隅に落ち着いて決め、この得点で石井は得点ランキング3位になった。

この後も攻勢に出たTUAT FCだったが追加点を奪えず、試合終了。攻守ともに課題の残る試合となった。

【総括】
今回はとても痛い敗戦になった。重要な4連戦のうち最初の2試合で勝ち点1しか取れなかったことは厳しいが、修正して次の第8節に挑んでいきたい。第9節の北里大学戦が不戦勝となったため、次の電気通信大学戦が前期最終戦となる。電気通信大学は東京農工大学よりも上位に位置しているため、何としても勝って良い形で前半戦を締めくくれるようにしたい。

【NEXT】
7/2(日)VS電気通信大学@東京農工大学府中キャンパスグラウンド

文責 2年 治田



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