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【MATCH REPORT】2023年度第10節 VS創価大学

2023年度 関東大学サッカーリーグ東京・神奈川
チャレンジリーグ 第9節 2023年度 VS創価大学

【スコア】
東京農工大学VS創価大学
前半 0-1
後半   0-4
合計   0-5

【スターティングメンバー】
GK.
12. 田中 康仁 (3年 名古屋高校)

DF.
2. 渡辺 駿太 (3年 都立国分寺高校)
25. 久保 直輝 (3年 都立西高校)
15. 鵜澤 大地 (2年 相模原中等教育学校)
6. 武原 昴誠 (1年 県立多摩高校)

MF.
9. 田口 幹人 (3年 県立川越高校)
14. 城尾 皐介 (2年 県立大分上野丘高校)
22. 深津 京佑 (2年 松江南高校)
   →68分 8. 林 侑吾(2年 桐朋高校)
3. 石井 悠貴 (3年 専修大松戸高校)
10. 青山 海 (3年 県立船橋高校)

FW.
23. 中西 正樹 (3年 県立川越高校)

【MATCH REPORT】
 リーグ戦後期の初戦となった今節。相手は順位が一つ上の創価大学。ここで勝利をつかむため、川合監督の指導のもと試合に臨んだ。

 前半は農工大のキックオフで始まった。試合は相手がボールを保持していたが開始から猛プレスをかけ相手に良い状態でボールをけらせなかった。しかしこちらも慌ただしいビルドアップとなってしまい落ち着いた試合運びをすることができなかった。

 前半10分の創価大のコーナーキック。相手の放ったボールはカオスの状態となりこぼれたボールが相手のもとに転がりシュートを放たれたがこれを城尾と田中の決死のセーブにより失点を防ぐことができた。しかしその直後のコーナーキック。一度はじいたボールがキッカーのもとに転がりプレスをかけるがクロスを上げられた。そのボールが目の前の相手が死角となり青山の手に当たってしまいPKを献上する形となった。これを相手は冷静に右隅に沈め先制点を許してしまった。

 前半13分にビックチャンスが訪れた。先制点を許してしまったが気持ちを切り替え相手に連動したプレスをかけた。そこで相手GKまでプレスをかけた中西が相手のミスを誘い石井がペナルティーエリア付近でパスカットに成功し混戦となった。そのこぼれ球が中西に転がりシュートを放つがGKにはじかれてしまった。はじいたボールは石井のもとに転がり逆足でシュートを放つが大きく枠を外してしまった。

 前半25分、相手のディフェンスラインからのロングパスに反応したフォワードに久保と田中の対応の判断がかみ合わず無人のゴールに抜け出したFWにゴールを許してしまった。しかし結果はオフサイドとなりジャッジに救われた形となった。

 その後は相手にボールを持たれる展開となったが、ラストのところでやられず両者チャンスといったチャンスはなく前半は終了した。

 一点ビハインドで折り返すことになったが手ごたえは悪くなく川合監督とのミーティングで修正点を話し合い、交代は無しで後半に臨んだ。

 1点を追う農工大は後半開始早々、相手のビルドアップ中にCBのトラップが大きくなったところを石井がボールを奪い抜け出した。相手GKとの一対一、とびだしたGKを見逃さずループ気味のシュートを放つが枠をとらえることができず決めきることができなかった。

 流れが来ている中またもやチャンスが訪れる。城尾と相手が球際になったところ渡辺のところにボールが転がった。渡辺は鋭いボールをディフェンスラインと中盤のラインの間に顔を出した石井にボールをあてた。前を向いた石井は中西があけたスペースにボールを運びインパクトのあるシュートを放つが惜しくも枠をとらえることはできなかった。

 10分にはディフェンスラインでボールを回す中相手が猛プレスをかけた。左サイドでボールをもらった武原は出しどころを失いボールを蹴るがこれをFWの中西が相手とうまく入れ替わり相手GKと一対一となった。相手の戻りも早くペナルティーエリア外からシュートを放つがGKに止められてしまった。

 農工大はチャンスを決めきれずにいたところ15分の相手のコーナーキック。キッカーの放ったボールは大きくファーサイドに流れ、これに反応した相手選手がボールを折り返した。視点が入れ替わり対応がおろそかになった農工はマークを付けきれず折り返しに反応した選手がヘンディングであわせゴールを奪われてしまった。

 失点直後にはビルドアップにミスが出てしまいファールを与えてしまった。センターサークル付近でキッカーが放ったボールはニアの選手に合わせられこれがゴールのバーに直撃し運に救われた形となった。

 流れが悪い中20分。相手のビルドアップの中、右サイドのCBが対角の左のWGにロングボールを送る。渡辺が素早くプレスをかけるもののワンタッチでボールを前に運び渡辺の前に入り込んだ。これにより渡辺の足がかかってしまい相手にPKを与えてしまった。PKはGK田中が相手のシュートコースをよんだものの止めることができずたて続けに失点してしまった。

 クーリングブレイクに入りあとがない農工大は攻撃に厚みをかけるためサイズのある林をピッチに送り込んだ。シンプルにボールを林に送り込みこれを収め攻撃を活性化させた。

 しかし25分にはディフェンスラインと中盤が間延びをしてしまいそこで受けたFWの選手に前を向かれてしまう。これに反応した相手の左のWGの選手が抜け出し正確なスルーパスを出されてしまいシュートを放たれてしまう。これを田中がセーブしたもののボールは相手選手に転がりこぼれを詰められ失点してしまう。

 33分ではセカンドボールを田口が拾うものの横パスをカットされてしまいそれに反応した相手FWがスペースに抜け出しそこにパスを送られGKと一対一にされてしまった。しかしGK田中が股下を狙ったシュートを止めピンチを防いだ。

 とりあえず一点を返したい農工大は40分、石井の猛プレスをきっかけに連動して前からプレスをかけた。ディフェンスラインでボールを持った相手選手に出しどこを与えずペナルティーエリア付近で武原がボールを奪いシュートにもっていくものの枠をとらえることができず。

 終盤お互いにチャンスを演出していく中、相手のスローイン。ロングスローを狙う相手に得点の差から集中力が低下しマークが曖昧になっていたところ投げたボールはニアの選手に頭でそらされてしまいそれに反応した相手選手にヘディングで流し込まれてしまい失点してしまった。

 その後も一点も返すことができず試合終了。攻守ともに課題の残る試合となった。

【総括】
 今回は後期の初戦で勢いをつけるために勝利をつかみたかったところだが結果は惨敗となってしまった。良い流れの中で決めきれず、逆に苦しい中で守り切れない試合になってしまった。しかし相手のビルドアップに対して落ち着いた守備で対応できたことは大きな収穫となった。第節ではこの敗戦を引きずらず勝利し良い形で後期のリーグを行いたい。

【NEXT】
 9/3(日)VS東京都市大学@東京農工大学府中キャンパスグラウンド

文責 1年 武原 






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