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変態コンボ爆誕!キリコドラグナーとは【デュエマ】

※この記事は2020年5月ごろの記事の移植アーカイブです。掲載当時の2022年とはカードプールが異なりますのでご注意ください。

こんにちは、ライターのばんびーIIIです。


さて、今回は

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こちら。《ν・龍覇 メタルアベンジャーR》このカードを使ったコントロールデッキを紹介します。

良く似たカードで、《龍覇 M・A・S》というカードがありますが、これを採用せずにデッキを構築した理由なども後半に書いていきます。


デッキ名は、「【SUNTORY】2nd EDITIONサントリー セカンド エディション バージョン Ver.2.0.0」です。


これは、私の制作したデッキに付く冠名「III式」をつけたトリーヴァカラーのコントロールデッキ、「III式トリーヴァコントロール」の略称「サントリー」と、2度目の改良と調整の結果、内容に多少の改変があったことを示すものになっています。


まず、デッキリストがこちらになります。

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テーマごとに区切ってデッキの内容を説明していきます。


〜その前に〜



まず、このデッキには呪文カードが9枚しか採用されていません。

これは意図的に減らしています。

その理由は、このカード

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《甲型龍帝式 キリコ3》を有効活用するためです。


①.コンボ説明



ここから、デッキのメインコンボを紹介します。


まず、7コスト支払って《ν・龍覇 メタルアベンジャーR》を召喚します。ここでバトルゾーンに《超龍素要塞 エビデシュタイン》を出します。


次のターン、メタルアベンジャーがバトルゾーンにいる状態で、《甲型龍帝式 キリコ3》をメタルアベンジャーの上に進化します。ここで、山札から呪文を捲って唱えます。


このデッキレシピには必要最低限の呪文カードしか採用していないため、《月下卍解 ガ・リュミーズ卍》《ジャミング・チャフ》《知識と流転と時空の決断》のいずれか合計3枚を唱えることになります。


ここで3回呪文を唱え、《超龍素要塞 エビデシュタイン》を龍解し、ガリュミーズの追加ターンとジャミング・チャフのロックで攻め込みます。


また、《時の法皇ミラダンテⅫ》を採用したり、2体目以降の《ν・龍覇 メタルアベンジャーR》を召喚したり、GR召喚による圧倒的なリソースで相手を封殺できます。


このコンボを現実的なものとするために構築する上でステップがありました。


1.デッキから必要ない呪文を極力抜く。

2.ビート対面、アグロ対面に対応するための受けの硬さを付ける。

3.ドローソースを豊富に用意してコンボ成功率を上げる。


まず、呪文を抜くたびに受けが弱くなるのが課題点でした。《フェアリー・ライフ》《フェアリー・シャワー》《霞み妖精ジャスミン》《kβ バライフ》に組み替えるのは簡単でした。


しかし、開発段階で採用されていた《生命と大地と轟破の決断》《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》を抜いてコンボや受けを強化するのはかなり大変でした。


ここの問題を解決したのは、青白緑のカラーリングの特権である、シノビ×メメントのギミックです。

これは、かつての「チェンジザドンジャングル」というアーキタイプでとられた守備方法ですが、《Dの牢閣 メメント守神宮》の殿堂と同時に見られなくなりました。

ここで活躍することになるのが、《自撮の超人》です。※現在はムルムル守神宮の方が強いです。

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4コストとメメントと同じコストでありながら、シールドトリガーでない点やD2フィールドでない点が重く見られ、使われる機会が少ないカードです。


しかし、使うと結構強く、破壊された自分のクリーチャーをマナに送る効果でメタルアベンジャーの早期着地やマナドライブを達成することで完全水のバリューを上げてくれたりします。


そもそも完全水をトリガーとして数えることができないので、シノビで受ける型にかなり頼ることになります。ですから、佐助バイケンサイゾウミストは抜けないです。


②.採用カード紹介



さて、ここからは各カードの採用理由の説明に入ります。

《霞み妖精ジャスミン》

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2コスのブースト。クリーチャー。フェアリーライフが使えないのでこちらで代用。墓地にいても佐助のルーターになるので、実質2ブーストになることも。

《奇石ミクセル/ジャミング・チャフ》

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序盤のメタとしての性能は折り紙付き。それだけでなく、後半もフィニッシャーとしてチャフを打つので減らす理由がない。


《Dの牢閣 メメント守神宮》

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本来であれば4枚入れたいところだが、殿堂。盾から引いたらかなり優勢になる。ブロッカー付与もだが、タップ効果もこのデッキと相性がいい。


《kβ バライフ》

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フェアリーシャワーが使えない中、トリガー、GR召喚にブーストと隙がない。こちらの方が強い。マナドライブ4が出ればかなりコンボスタートを早めることが可能。4枚確定。


《知識と流転と時空の決断》

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どれを選んでも強い。エビデゴラスと合わせて天啓を引けばQED+を出せる。こちらのプランもかなり推しているのでこのカードの役割は多い。選択肢を増やす一方でキリコで引きすぎると弱い面もあるため3枚。


《自撮の超人》

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クリーチャー版メメントは言わずもがな。それだけでなく、シノビを使ってブーストと受けの両立もこなすので使ってみると強さが分かる一枚。メメントと併せて計4枚にするために3枚採用。


《怒流牙 佐助の超人》

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ニンジャストライクの中で一番多用するカード。ブースト効果はもちろんのこと、サルトビバイケンギミックや自撮との相性も抜群。4コスブーストとしてもかなり強いため4投必須。


《斬隠蒼頭龍 バイケン》

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手札から捨てられたときしかバウンス効果が使えないことを最近知った。性能はもちろんのこと、青、6コス、ドラゴン、ドロソと結構優秀。詰みすぎても使う機会が少ないので2枚。個人的にサルトビバイケンは4:2がベストだと思っている。


《真・龍覇 ヘブンズロージア》

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エンドレスヘブンを出しておく動きが本当に強い。シールドセイバーと自撮の相性もすさまじく、ゲームを変える1枚になることもしばしば。


《怒流牙 サイゾウミスト》


色が優秀なシノビ。耐え性能が凄まじく高い上、山札回復も持つため、墓地にガリュミーズが落ち切っていてもキリコで打つチャンスを与えられる。4は多い、2は不安、よって3枚。



《ν・龍覇 メタルアベンジャーR》

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切り札。cipのキャントリップもなかなか優秀で、うまく使えばエビデゴラスも龍解できる。本筋のコンボ以外でも使う場面が豊富にある。引きすぎても使えるので4枚。


《煌メク聖壁 灰瞳》

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シールド追加が強すぎる。中終盤はビマナデッキとしてコントロールする中、シノビで受け切ってもシールドが増える恩恵はデカい。盾落ちケアやビート封殺にもなるため1枚では正直足りない。


《時の法皇 ミラダンテⅫ》

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コンボが決まらなくても引いたらほぼほぼ詰めることができる良カード。チャフがキリコから打てなくてもダンテチャフという手段を持つためなかなか優秀。殿堂なのが悔しい。


《甲型龍帝式 キリコ3》

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大型フィニッシャー。追加2ターンも夢じゃないどころか、呪文封殺やGR召喚もこなすため、かなり強い。メタルアベンジャーRだけでなく、バイケンとの相性も抜群。4枚は多すぎるため3枚。


《光神龍 スペル・デル・フィン》

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後半、チャフを絡めた動きが出来なかった場合に出すと詰ませられるので採用。手札公開プレイが鬼畜で好きなのでツインパクトじゃない方のナンバーナインよりこちらを優先。


《月下卍解 ガ・リュミーズ卍》

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手打ち出来ないので引いたら腐るものの、キリコから引くと勝ちにかなり近づけるので2枚は入れたかった。3枚入れたところ、デッキ自体の動きに支障をきたすことになったので2枚が限界。


《クリスマIII》

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バライフで引くとかなりコンボが早くできる。強すぎる。


《サザン・エー》

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バライフで引くとリソースのバケモノになる。強すぎる。


《続召の意思 マーチス》

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並ぶだけで強い。圧縮も兼ねている。強すぎる。


《回収 TE-20》

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墓地に落ちたガリュミーズや完全水を回収してキリコに備えることが可能。強すぎる。


《全能ゼンノー》

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ビートキラー。これだけでかなり守りを厚くすることができる。強すぎる。


《天啓 CX-20》

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3ドロー。適所で捲るとエビデゴラスが龍解する。強すぎる。


《龍魂城閣 レッドゥル》

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使う機会は少ない。メタルアベンジャーにSA付与しつつダンテチェンジ、という動きをたまにすることがある。


《龍芭扇 ファンパイ/龍脈空船 トンナンシャーペ/亜空艦 ダイスーシドラ》

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入れているものの、使ったことがない。呪文を奪えるのは対面によっては強いかも。


《真理銃 エビデンス/龍素王 Q.E.D.》

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コンボ後、2体目以降のメタルアベンジャーを出した時に強い。呪文3回はキリコで可能なので場持ちすればまたガリュミーズが打てる。


《龍波動空母 エビデゴラス/最終龍理 Q.E.D.+》

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1ターンに5ドロー自体は完全水を絡めれば余裕であるため、コントロールプランをとった際に活躍する。龍回避持ちのクリーチャー面もなかなか強い。


《真聖教会 エンドレス・ヘブン/真・天明王 ネバーエンド》

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ロージア専用カード。1枚で形勢がかなり変わる1枚。デッキシステムとの噛み合いも抜群なので採用。


《伝説の救世主 ワタル/龍神丸》

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色的に入るので入れてみた。使ったことはない。


《超龍素要塞 エビデシュタイン/ν・龍素王 Q-END》

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デッキの核ともいえる存在。キリコとのシナジーが良すぎる。フォートレス面も使えるので重宝している。ビックリするほど安い。


以上がカード解説です。


③.マスの不採用理由


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ここからは、《龍覇 M・A・S》を採用しなかった理由を書いていきます。

たしかに、cipのバウンス効果や6コストである点は優秀ですが、パワーは2000と低く、8マナ到達以前に除去されやすいと言えます。

場持ちすることが重要なこのデッキにおいてパワーの低さはかなり深刻でした。

また、キルターンに違いが出にくい点や除去が完全水で足りてしまう点も不採用の理由に当たります。


④.まとめ



コンボに拘らなくても勝ち筋が無限にあるコントロールデッキです。その場に合わせたドラグハートを選んでコントロールするのがオススメです。


CS等ではパワーラインやキルターンに問題があり勝ちきれませんが、1ファンデッキとしては十分な出来だと思います。


価格もGRや超次元も込み込みで20000円行かない計算ですし、デッキをバラしても優良カードばかりが残るのでオススメです。


以上、ばんびーIIIでした。

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