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明日へ漕ぎ出すキミの帆船はヒカリで満ち溢れていて


降り止まない雨が ボクらを遠ざけて
あるはずの約束 流していくけど

そろそろ涙腺のパッキンが弱ってきたおたくは、
透き通った声で推しが歌うこのメロディーだけでぼろぼろに泣ける。
通勤の車内でこの曲を聴きながら何度泣いたことだろう。
三十路をこえて、朝から胸にくるのは、昨夜食べた唐揚げだけじゃなかった。

『ヒカリフル』

BMKのメジャーデビューシングルのカップリング曲
本来2020年夏に予定していたメジャーデビューは「降りやまない雨」の影響で、2021年1月に延期になった。
この曲の初披露と以降何回かのライブは、(特に愛知県外の民にとっては)オンラインだけだったけれど、ヒカリフルが始まると、みんなコメント欄にキラキラを入力して、コメント欄が絵文字で埋まる。
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会えない時間も、そうやってライブパフォーマンスに応え、コミュニケーションを取ろうとしてきたファンのみなさんの心意気に感動して、いつも熱心に絵文字を打ち込んでいる曲。
もちろん実際のライブで聴いたら、もっともっと良い。

作詞の先生のライナーノーツ、とっても素敵です。


音源を聞いていただくと、歌だけじゃなくて、バックで踊るピアノのメロディとか、歌の間を引き締めるベースのフレーズ、間奏のギターソロもめちゃくちゃかっこいい。全部打ち込みでできる時代でも、生の楽器の音もふんだんに取り入れた構成で、聴いていてぐーーーっと引き込まれるんですよね。音を奏でる人のチカラってすごいんだなぁっていつも思います。

初めて聞いたときから、「この激エモソングは、でっかいライブ会場で本編ラストから2曲目で披露する曲だ」と思っていたら、舞浜のライブでは本当にその場所に入っていて、ライブの盛り上がり最高潮のところで、冒頭クラップを煽って、終わりに向けて感極まる、ほんとにライブ演出向きの曲。

曲終わり、余韻を残して、スンッと終わるのも、いとをかし。

無謀な夢のど真ん中を ぶち抜く覚悟はあんだよ
イカれたコンパスで 進んでやる
止まらぬ今を

どんなに世の中、時が止まったようでも、時間は進んでいて、その先にしか未来は無いなら、進むしかないし、その道は光に満ち溢れているよ。
共に泣こう、永遠に笑おう。

そんなメッセージを込めて、これから新しい環境、新しい生活へ歩みだす方へのはなむけの曲として送りたいなぁと思います。

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