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パズルのような奇跡のなか

仕事の昼休み、誰もいない食堂の隅で、お弁当の冷えた焼きそばをかきこみながら推しの新曲を聴いていたら、また泣いていた。
食堂の隅ですすり泣き焼きそばをすする女なんて、妖怪だからな!?
えぇ、自覚はあります。

リリースイベントが終わってしまった。
あっという間の三ヶ月間だった。
私の戦闘力なんてクソ雑魚だから、全然足を運べなかったけど、
私にとっては最大限の愛と敬意を持って臨んだ一つひとつの現場が、大切な思い出になって嬉しかった。

ライブや特典会そのものはもちろん、いろいろ悩んだ末に家を飛び出して向かった時の気持ち、フォロワーさんをはじめ、現地で会う方々に温かく接していただいたこと。
子連れでちょろちょろされたら「子をダシにして」って嫌な思いをされる方もいるのかな、とか本当に不安だったけど、ファンの方々もスタッフさんもみんな暖かく接していただいて、ほんとうに嬉しかったです。
ありがとうございます。

そして思ったのは、ご関係者各位、本当にたくさんの方々のお仕事やお力添えがあってこそ、
ひとつのひとつのイベントやメディア出演があって、その結果、新しく出会っていただけた方が増えたということが、本当に嬉しいことだなと。
いや、お前誰なんだよ?
ってのは重々承知の上言ってます。

どんなに新曲を発表したくても、ライブしたくても、こちらも会いに行きたくても、
双方の可能性を信じて、その場所を作るお仕事をする方々がいないと成立しないんですよね。

今回、1st、2ndと重ねてきた実績を見て、可能性にかけてみようと思ってくださった方々が、(私達ファンが推しびいきで見るのではなく)冷静な経営判断の上でも彼等のちからを信じて作品を託し、キャンペーンを展開していただけたことが本当にすごいことだと思っています。

いや、だからお前誰やねん。

この世の中的に苦しい2年間で改めて、
当たり前だと思うことを続けるって本当に大変なことなんだなと思いました。
これまでみたいに活動ができず、いろんな結論を出した方々もたくさんいる中、
病めるときも健やかなるときも、さも当たり前のようにずっと続けてきてくれたということが本当に尊いことなんだなと。

本当に今回のリリースは、
Puzzleでナガレボシで恋煩いでジーニアスだったなと思ったら、冒頭の妖怪焼きそば号泣ばばあが爆誕した次第です。お許しください。

一つひとつのパズルのピースはもとからパチっとはまるピースではなく、切磋琢磨するうちに磨かれ、バチっとはまるようになって
いつか降ってくる一瞬のナガレボシも見逃さないように夢を願い続け
諦めたくても諦めきれず
ここまでやってきた愛すべきジーニアスなモンスター

本当にありがとう。


(まだまだ走り続けるのは承知していますが、ひとまず、いまの気持ちを綴りました。)

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