言うことちちます！！

3月生まれの孫くん、今年3回目の節分を迎えました。

1年目の節分は、1歳になる前。
やっとつかまり立ちをしていたころで
リビングの入り口からひょっこり現れた鬼パパを
しばらくぽかんと見つめていたけど
至近距離にまで近づいたところで大泣き

2年目は、鬼が顔を出すやいなや、大号泣しながら
走り回ってママに張り付く孫くん。
豆の代わりに新聞紙を丸めたものを用意していて
それを投げて鬼退治するはずだったらしいけど
とてもそんな余裕もないくらいパニックしてた。

また鬼がシュールなんだわ。
金棒もって、ガオーってやられるのもコワいだろうけど
長身瘦躯の鬼が無言で、にゅるーっと立ってるのは不気味

ママが代わりに攻撃したら、倒れるんだけど
また無言で起き上がる不死身の鬼、怖い怖い

そして今年、3年目の節分。
来月には3歳になるので、かしこくなって語彙も増え
会話も出来るようになったので、鬼はパパだとバレて
もう泣かないんじゃないかと思っていたら。

リビングの入り口から、ひょこっと顔を出した鬼に

「いやぁ～～～～！（号泣）」

小分けになった豆まき用の大豆を
必死に「いやぁ～～～！！！」泣き叫びながら投げる孫くん

「おにはそとーー！！！」
「いやぁあやああ、いやだあああああ」

言葉で伝えられるようになったぶん、切実

それでもどんどん迫ってくる鬼！！

そこでママが
「ママとパパの言うこと聞くなあ？お利口にするなあ？
言うこと聞きますって・・」

「ちちます！！」

鬼に訴える孫くんのいとしさとせつなさとこころづよさよ

この辺で一瞬、あれ？もしかして？と思う孫くん

「ぱぱ・・」

と、言いかけたけど、やっぱり怖くて号泣
ママ「もう帰ってくださいって言い」

「もうがえってくだざいっっ！！！」

鬼は外～してやっつけられる鬼であった。

私もわが子が幼いころはあの手この手で怖がらせて
言うこと聞かないと鬼が来るよ！的なことを
さんざんやってきたわけですが
孫くんがやられてるのを見ると不憫でならない！！
可哀そうが勝ってしまうばーばであった。

「ちちます！」と健気に言うてる姿が
可愛いんだけどかわいそうで動画を見てられない。
オニババと言われてたのに、仏のバーバになってしまったよ。

※今日の内容と関係あるタイトル画像は、孫くんが投げた節分豆