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【回帰と挑戦】第2回 区間配置予想&展望

いよいよ明日29日に区間エントリーが発表されます。どんな区間エントリーになるのか今から非常に楽しみですね!
そこで、今回は私なりの区間配置予想をしてみたいと思います。
また展望記事は本来は全区間書きたいところですが、時間の関係上、今回は往路+6区のみとさせて頂きます。

私の区間配置予想はこれだ!

いいいい

今大会私の注目選手

西山選手、吉川選手、宮下選手、前田選手、松山選手

※◎:濃厚、○有力

1区 3年連続1区走った西山選手が濃厚か!?それとも...

◎西山 ○児玉、松山、佐藤

やはり3年連続1区走っている西山選手が濃厚といえるだろう。昨年は故障の影響で本来の走りが出来なかったが、今年は質の高い練習ができており、1,2年次のような活躍が期待できる。駅伝ではこれまで中々思うような結果が出せなかったが、最後の箱根でもう一度区間賞を獲って有終の美を飾ってほしい。
ただ、今回は1区ではなく他区間での起用も十分考えられる。その場合は全日本で1区を走った児玉選手や大型ルーキーの松山選手、13分台のスピードを持つ佐藤選手などが候補に挙がってくると考えられる。
前回はここで大きく出遅れてしまい、今回は2区が大エースの卒業で耐える区間となるので、誰が起用されても先頭が見える位置で次のエースへ襷を渡したいところである。

2区 大エースが卒業し、今回は耐える2区に

○ 松山、吉川、前田

前回1時間5分台の区間新を樹立した大エース相澤選手が卒業し、今回はその人選が悩まれる。その穴はとても大きく、埋めるのは決して簡単ではない。酒井監督も「1時間8分前後」で走ってくれればいいとのことなので、今回は"耐える2区"となるだろう。
その候補はロードを安定して走れる吉川選手や前田選手、大型ルーキーの松山選手あたりが候補に挙がってくると考えられる。吉川選手は今季殆どレースに出場していないが、11月の学内ハーフで1時間2分台前半を出すなど調子は挙がってきている。酒井監督によるとかなり復調してきているようで、ロードで安定した走りができる吉川選手に期待したい。前田選手は今季大きく成長した選手の1人だろう。特に全日本4区は成長を感じさせる走りだった。持ち味の高身長を活かしたダイナミックな走りには、将来がとても楽しみである。箱根でもその持ち味を活かした走りに期待したい。松山選手は全日本ではルーキーながらエース区間の2区に抜擢され、区間7位と安定した結果を残した。昨年の高校駅伝では1区区間2位、都道府県駅伝では5区区間賞と結果を残してきた松山選手には将来鉄紺のエースとして期待がかかる。高校の先輩で昨年卒業した大エース相澤選手は1年次箱根を走っていないので、松山選手が1年時から走ることで存在感を示してほしい。

3区 経験者吉川選手を筆頭に候補は複数

◎吉川 ○西山、松山、佐藤

やはり経験者である吉川選手が濃厚と考えられる。昨年は故障の影響で本来の走りができなかったが、今年はしっかり練習が積めていてかなり復調してきているので、2年次のような走りが期待できる。
吉川選手が他区間の場合、西山選手を始め、ルーキー松山選手や佐藤選手あたりりが候補に挙がってくると考えられる。西山選手がもし1区以外ならば、持ち味のスピードを活かせる3区だと考えられる。またルーキーの松山選手や佐藤選手も13分台のスピードを持っており、この区間での起用も十分考えられる。

4区 一つでも上の順位で流れを作りたい

○前田、吉川、蝦夷森

次の山上りには昨年区間新を樹立した宮下選手と絶対的な存在がいるが、順位を一つでも上げるためにはそれに頼らない走りをしたいところである。また前回はこの区間でアクシデントもあり、順位をシード圏外の14位まで落としてしまったので、今回は安定した走りができる選手を起用したいところだろう。
候補は全日本4区で好走した前田選手や1年次好走を見せた吉川選手、前回裏の7区を走り、ロードで安定した走りを見せる蝦夷森選手あたりが挙がってくると考えられる。どの選手が起用されてもロードで安定した走りができるので、一つでも上の順位で次の山上りへ流れを作ってほしい。

5区 前回区間新の宮下選手が2年連続区間新を目指す

◎宮下

これはほぼ確実といっていいだろう。前回は前述にもある通り4区でシード圏外の14位まで順位を落としてしまったが、宮下選手が初の山上りながらOB柏原氏を彷彿とさせる攻めの走りで11位まで順位を上げ、区間賞・区間新の好走を見せた。今季は10000mで28分37秒36の自己新をマークし、さらには全日本8区で前回のタイムを1分以上更新する好走を見せ、総力が大幅にアップした。今回は2年連続の区間新と順大OB今井氏が持つ事実上の区間記録「1時間9分12秒」の更新に期待がかかる。また柏原氏以来2年連続で区間賞を獲得した選手はいない。だが、気負い過ぎるのはあまり良くないので、まずは昨年の自身の記録を超えることと2年連続区間賞を獲って復路へ流れを作ってほしい。

6区 経験者が卒業し、耐える山下りに

○九嶋、清野、腰塚、大澤

前回区間新を樹立した今西選手が卒業し、2区同様人選が悩まれる。さらには6区候補筆頭と言われていた及川選手がエントリーから外れてしまい、ますます予想が難しくなった。今西選手の穴はとても大きく、埋めるのは決して簡単ではない。酒井監督も「59分30秒」くらいで走ってくれればいいとのことなので、2区同様耐える区間となるだろう。
候補は今西選手の高校の後輩である九嶋選手や下りの適性がありそうな清野選手、腰塚選手さらにはスピードのある大澤選手などが挙がってくると考えられる。だが、この区間の予想が一番難しい為、正直誰が起用されるのかわからない。誰が起用されたとしても、酒井監督の言う「59分30秒」くらいで走って、復路へ流れを作ってほしい。

7区以降の予想

7区:○大澤、蝦夷森、清野、児玉
8区:○佐藤、前田、蝦夷森
9区:○蝦夷森、大澤、前田、野口
10区:○野口、小田、腰塚

いよいよ明日に待ちに待った区間エントリーが発表されますが、果たして誰がどの区間でエントリーされるのか非常に楽しみです!

次回は区間エントリー発表を受けての記事を書いていきたいと思います!