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家族愛より家族制度に頼った方が良さそう

わたしとあなたは違う人である。たとえ家族でさえ、それぞれが全く違う生き方をしている。そんな人びとが、お互いを受け入れられるように「自分のチューニング」をして、一緒に生活をする。

一緒に生活すると決めている関係なら、毎日顔を合わせる。毎日顔を合わせたら、色々な感情のやりとりが生まれる。泣いたり、笑ったり、怒ったり、悲しんだりして、それぞれの時間を過ごし、その継続性に安心感が生まれ、居場所を感じる。

居場所の形はどんどん変わっていくが、お互いの居場所を確認しあい、維持させていこうと社会的に(法的にも)約束し合うことが家族なのだろう。結婚とは、新たに家族を構成する約束なのだろう。

家族や恋人との関係において、お互い無理のない仕組みを作れる関係なら、お似合いの〇〇になれるのだろう。愛は「チューニング」の潤滑油にはなるだろうけど、不安定な愛に依存するよりも、家族という制度を無理のない形で維持発展させていくことが、良い家族を作っていくポイントなのかなと30歳未婚のわたしは思っている。