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僕が大事にしてること①

 こんばんは。とぅけです。
4月からの怒涛の1ヶ月が過ぎ、音速でGWが過ぎ、白目むきそうですが頑張っています。きっと皆様もそれぞれの立場で奮闘されていることでしょう。

 さて、新たな出会いから1ヶ月。
やる気満々、希望に満ち溢れ魔法がかかったような期間は過ぎ、色々と子どもたちの「素」の姿が見られるようになってきたのではないでしょうか。
 大なり小なり生徒指導案件に直面してくる頃かと思います。そのような案件へどう対応するかは、教師の業務として度外視にはできないですよね。
 この記事では、生徒指導案件に直面したときの対応について書いていきたいと思います。

ドンと構えよ

 まずは構えです。

よくないことが起こるかもしれない
何か問題につながるかもしれない

と、未来について構えることはもちろん大切です。
生徒指導提要にも書かれているように、まずは問題が起きないように、未然に防ぐ働きかけや日頃の指導は超重要事項でもあります。

 しかし、大なり小なり何かは起きます。

同じ学級の子の私物を触って壊した

悪口を言って仲間外れにした

暴力を振るった

などなど、そりゃ成長途中の子どもたちが過ごすわけですから…何かしらは必ず起こるんです。

だからこそ、何かが起こった時に余裕をもって対応することが大事だと思うんです。

生徒指導案件=ピンチとするならば、それは成長へのチャンス。

ドンと構えて

「あるあるだよね〜」
「お〜素が出せるようになってきたか〜」
「学校という場で起こってよかったなあ」

ってな感じで受け止める。そんなことを大事にしています。

話を聞く

 毎日共に過ごす子どもたちですから、その子の性格、特性、キャラクター、口癖などいろんなことを教師として掴んでいるはずですよね。

 でも、その「見取り」がたまーに指導を邪魔してしまうことがあります。
例えば、普段から無気力で教師に反抗的なAさん。控えめで何事にも真剣に取り組むBさんがいたとします。

 その2人の間にトラブルが起こった時、どこか「Aさんのみに非がありそう」と決めつけてしまっていないでしょうか?

 若い頃、全く話を聞こうとせず、思い込みで一方の児童を強く指導してしまったこともありました。本当にいけないことをしたなと。。。

 どんな児童であれ、その行動にはきっと何か原因が隠れているはず。
だからこそまずは「聞く」。それに徹する。
 望ましいのは、まずはそれぞれ別に話を聞くことです。
個別に聞く→複数人で事実の確認→指導という流れはいつも大事に意しています。

 生徒指導案件が発覚する際、一方の子が教師に言いにくることありますよね。
その場合も、まずは聞き、受け止め、思いに共感します。

その後、
「話してくれてありがとう。よく分かったよ。辛かったね。あなたが今話をしてくれたように、もう一方の子も先生に話を聞いてほしいかもしれないから話を聞くね。先生にとってあなたも大事だけどあの子も大事だからね。少し待っててね。」

と、2人が大事であることをきちんと伝えます。伝わっているだろうではなく、伝えます。

 ここで注意なのが、授業時間についてです。
こういう案件が発覚した際はすぐに済む方が珍しいですよね。かといって、その他大勢の授業時間を奪うことはできません。(案件の重さにもよりますが…)
 そのため、授業時間に食い込む際は、きちんと「授業は授業であること」その旨を話し、休み時間に伸ばします。

 「もうすぐ授業だから、一旦ここでストップするね。続きは休み時間に聞くから安心してね。もし、気持ちの切り替えが難しそうなら数分教室外で落ち着いてからでもいいよ?」

のように安心感をもって授業が受けられるように声かけをします。

 若い頃は、この生徒指導案件と授業のバランスをたっくさん間違えました…本当に大反省です。

 今回はここまで。

ドンと構える。

話を聞く。

単純で当たり前のことかもしれませんが、僕が大事にしていることです。
また続きは書いていこうかと思います😊

 最後までお読みいただいた方ありがとうございました!



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