おいしいものたべよう
しばらく読んで寝落ちして、起きて読み直そうとするとうとうとしながら読んでいた部分の記憶がとんでいるので、数ページ戻って読み始め、そしてその戻った数ページを読み切る前にまた眠気が襲ってくる、ここ最近で1番手をやいている小説のなかに、
「......頭が良くないのは周知の事実なのだが、頭が良くないのと頭がおかしいのとはまたべつの問題だ。」とあって、うんまあそれはそうだなあと思いました。
もう読み終わったことにしたい。応援お願いします。
二郎系ラーメンを食べました。
この前、人生で初めて「二郎系ラーメン」を食べました。生きるごとに初めての経験は減っていくものなので、一個一個だいじに思って書いてみようと思います。
準備運動
二郎系ラーメンの存在はうすうす知っていましたが、特に興味があったわけではなく。ディズニーに行った時のコーヒーカップとか、食べ放題行った後のレジ横スナックとかと一緒でしたね。存在以上も以下でもない。ジャスト存在。
でもなんかある朝目が覚めたら
(...めちゃくちゃ二郎系ラーメン食べたい)
になっていたんですよね。寝てる間に二郎系ラーメンの使いかなんかが来て呪いか祈りかをかけていったとしか考えられない。
早速二郎系ラーメンを検索すると、なんか二郎系には色々マナーがあるらしいではないですか。めんどくさいって書いてる人が多かったですが、こういうの嫌いじゃないですね。ちょっと苦労するぐらいがいいんですよ。死なないし。
簡単にまとめると、
・注文方法を間違えるな!
→麺の量は食券出す時に言う
アブラとか野菜とかの量は提供直前に聞かれるので少なめとかマシとか言う
・残すな!長居するな!
→デフォルトの量はバカなので減らす絶対麺は少なめ少なめ少なめ
てことでした。
頭の中でシュミレーションを重ねて、いざお店へ。
水問題
アニメの最終回ぐらいめちゃくちゃ気持ち良い晴れの日で、二郎系とのファーストエンカウントにも期待が高まります。もちろん朝食は抜きましたよ。
Google mapが変な道を案内してきて戸惑いましたが、無事到着しました。
大/中/小/ミニの中からミニの食券を買って、店員さんに手渡し、カウンターの端っこに座ります。店員さんは予習通りちょっと怖かったですね。すいませんすいません
お、ここからラーメンが出来上がる直前までの間に水を汲んでおきたいところです。何しろ水がないと食べきれない。でもトッピングの量聞かれる時に席にいないとまずい。まあ普通に考えて水をくむ時間ぐらいはあるのですが、ウォーターサーバーがめちゃめちゃ遠く感じるんですね。
ウォーターサーバーまでの通路が突然伸びたら間に合わない、今カウンターに座っている人が一斉に水をくみにいって並ぶことになったら間に合わない、なんかここで転けたらめちゃめちゃ変な空気になるんだろうな、とか考えてなかなか足が動かないんです。
いや、それでも水をくみにいかなければ。未来の自分を守るためには、多少の危険を冒さねばなりません。誰も席を立たないことを確認し、厨房の動きを確認し、物音を立てない範囲内で最速のスピードで歩いて水をくんで水をカウンターに置く前に着席。メロス、間に合いました。
ボス戦
数分後、トッピングの有無を聞かれ、どっちも少なめで!とお願いしました。すると20秒ぐらいでラーメン到着。デカいよ。
とりあえず食べてみるわけですが、ほんまにめちゃくちゃおいしい。
何がおいしいかって、おいしいからおいしいんですよ。目の前にあるのはラーメンというより、おいしいのかたまり。
ああ、神はこれを食べて「おいしい」という概念を生み出したのかと思いましたね。
麺はスニーカーの靴紐みたいだし、味は濃すぎるし、脂は多すぎるけど、めちゃくちゃおいしかったです。でもペースを落としたら死ですね。一瞬箸を止めると一気に胃容量管理機関が警報出してきますので。警報が間に合わないうちに全部入れちゃうことです。
あとがき
そんなこんなでめちゃくちゃ幸せに初二郎系ラーメンを食べた話でした。おいしいご飯やさんってまじでありがたい。生きていけるう〜
二郎系ラーメン行く時は誘ってください。
以上
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