とどめておけないもの

今日のレッスン曲がとてもきれいで
音楽を聴きながら体を動かす喜びを久しぶりに思い出しました。
そうだった、バレエって音楽を表現するものだった、と。
表現するために、基礎を磨いて体を作るんだった、と。

正しいポジションで美しく踊ることも
役を研究して豊かな表現力で踊ることも
もちろん必要不可欠だけど、
音をよく聴いて、音楽と一体になれると、見える景色が全然違ってくる。
うまく踊ろうとしない、もっと無欲なところにいける気がする。踊りそのもののような。

古典バレエも好きだけど、子供の頃から抽象バレエに惹かれ続けてるのは、そういうところなのかもしれないな。



踊りも、音楽も、生命も、感情も、とどめておけない。
とどめておけないから美しいんだよね。



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