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金銀青赤

髪を染めた日

コロナが流行し、心身を病んでしばらく休職することになった時期があった。どうせ休むなら、これまでやったことのないことをやって、気分転換しようと思い、いくつか考えたが、出かけるのは面倒なので、身近でできそうな、金髪や銀髪をやってみることにした。

これまでブリーチや染めたことは1度もなかったし、学生時代もずっと黒髪だった。

いつもの美容師さんに、金髪とか、銀髪とか青や赤などを全部やってみたい。どんなふうに進めたら良い?と相談して進めることになった。

最初はがっつりブリーチして真っ白にして、青に染めるところからスタートした。頭皮が弱い人はこのブリーチが無理らしく、私は頭皮に恵まれているほうだと思った。

青でしばらく生活していると、青が抜けて銀髪になっていく。

その後、黄色の成分が出てきて、緑っぽくなっていく。

再度、美容室へ行き、少しブリーチして赤に染める。赤が抜けてくると金髪になっていく。


染めてみた感想

時間経過で色が変わるのは知らなかったので、新鮮だった。特にブリーチがとても時間がかかるので、あー染めるのって結構大変なんだな、と思った。

染めた後、街に出たけれども、人々の様子は黒髪のときと、特に変わらず、受け入れられている感があって妙に安心したのを覚えている。

機会があって原宿へ行ったけど、いろんな髪の色の人がいた。

昭和のオバちゃんの紫の髪、あれ結構お金かかってる。



自分の変化

染めてるか染めてないか、他の人の髪をよくみるようになった。会社の中には染めている人がほとんどいなかったが、周りを見ると、例えば、記者会見の知事とか染めてるのに気づいたりした。会社の上司なども、染めたら若々しく見えて印象良くなるから染めればいいのに、と思った。

キレイな茶髪の女性の茶髪がどのように作られているのか興味があって色々調べた。私はブリーチしてから染めるというのをやったが、ブリーチしないでそのまま染める方法もあるらしい。


青や赤にすることに全く抵抗がなくなった。お金さえあれば、いつものカットと同じようにお願いできるようになった。色の順番があるので多少は計画的にやったほうがいい。


水泳キャップに穴があいているやつを被って、そこから出た部分だけ染めるやつもやった。これも結構良かったと思う。

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このときの美容師さん、辞めちゃったんだけど、元気にしてるといいな(ボソッ)


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