2023年最後のディスククローニング事情

ガチの商用サイトではないのでメモ書き程度になりますがご了承ください。
(クローニング前の新ディスクの有効化については本ページの末尾をご覧ください。)

 昨今、一見無料に見えるクローニングソフトですが、蓋を開けてみると(DLしてインストールして実際に使おうとしてみると)「やりたい機能が有料版になってる!」なんてことがあるので、無料で何ができるのかというのを実際の用途に即した観点からまとめていきます。

 まず、システムディスク(FATを含むディスク、もしくはFATのパーティションそのもの)のクローニングですが、現在、無料でまともに使えるのはMacrium Reflectだけかもしれない。

 クルーシャル製品を使っていれば、Acronisも使用できるが、使ってみたところ、PC全体が重くなって他の作業ができなくなった。
(クローニングもどこまでできているのか分からなかったため、タスクキルで中断した)

 他では、某Youtuberが紹介していた方法で、Wayback Machineを使って窓の社から2019年以前でVer.12以前のEaseUS To Do Backupを使うという方法もあるようだが、こちらは自己責任で。(いや、このページに書かれている事は全て自己責任でお願いしますw)

 次に、通常のストレージ(ボリューム)のクローニングに使えるのは、MiniTool Partition Wizard 無料 Ver12.6(こちらは以前から保持していたものなので最新版ではない)とAOMEI
 使用領域さえ超えていなければ、大きいディスクから小さいディスクへのクローニングも可能だし、パーティション毎のクローニングも可能。(これが(HDDスタンド型の)デッキだとできない)

  また、MiniTool Partition Wizard では、ドライブレター(文字)の変更やラベルの変更、パーティションのサイズ変更も容易にできる。
(クローニング後はドライブレターを前から引き継がないとショートカットアイコンが昨日しない等の問題がある)

 尚、類似品のMiniTool Shadow Maker 無料 は、多くの機能が有料となっており、あまりクローニングとそれに付随する作業が捗らない。

 最後に、パーティションの削除、つまり、「未割当の領域」を作るには、OSの管理画面から行う「ボリュームの削除」が手っ取り早い。
(エクスプローラー→PCを右クリック→管理→ディスクの管理→対象のパーティションを左クリックした後右クリック→ボリュームの削除。)
 この作業をMiniTool Partition Wizardでやろうとすると、選択肢が多くてまどろこしい。
(ドライブの有効化(MBRかGPTかの選択。現状の新しいPCではGPTを選択)も上記の管理画面から行うのが良いかと)

 追記
 クローニングした後は以下のコマンドをコマンドプロンプト(管理者用)に入力して、クローニングで作成したドライブのファイルの位置を確定させる必要がある場合があります。
 さもないと、そのドライブ内のファイルを別の場所へコピー等が出来ない事があります。

chkdsk 〇: /f

〇はクローニングして新しく作成したドライブの文字

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