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【溜め込んだお手紙】#61 Future is Yours / サンボマスター

お久しぶりです。
再び投稿が溜まってしまいました。
絶賛夏休みなので投稿をしていきたいと思います。

もう9月だと言うのに暑いですね。みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
先日、職場の転勤の発表がありました。私は今回のタイミングで転勤する気満々だったのですが、転勤ならず。あと半年はここにいることが確定してしまいました。この場にあと半年もいなければいけないショックで、当日は落ち込み、甘いものを食べに行きました。

悲しいけど決まってしまったことはしょうがないから頑張るしかないか…と言ったところ、違う部署にいる同期から「珠の『頑張る』は人の数倍も頑張っているから、珠の『頑張らない』が普通の人の『頑張る』くらいだよ」と言ってもらえました。他の人からも肩の力を抜いて、とか言ってもらうことが多くなったので、しばらくは「サボる」くらいの気持ちでいようかなと思います。最低限をしっかりこなして。

というのも、前々から感じていた「私なんか別にここに居なくなって同じじゃん」という気持ちを自覚する回数が増えてしまったんです。
なんだか、もはや邪魔者にされている気がする。
そう思って肩を落としていた時に、偶然つけたテレビでサンボマスターが演奏していた曲。それが今日ご紹介する「Future is Yours」です。

今までの日々はキミだけのもの
これからの日々もキミのもの

生活の中で、今まで自分がやってきたことを全て否定されたり、無視されてしまうような出来事はありましたか?

社会人2年目まではそんなことは全くなくて、全部が今に繋がっているんだなと思って仕事をすることが出来ていました。1年目の時の上司にかけていただいた、「今は点と点かもしれないけれど、それが線で繋がった時に色んなことを理解できるようになるよ」という言葉がしっくりきていました。

今もそうやって、点を拾っては色んな線を探して、結んで、やっと繋がって…を繰り返すことを忘れないように心がけています。でも、時折、誰かの心無い言葉で「あれ?私がやってきたことって、今の仕事に生きていないのかな?」とか、「若いだけで経験もなかったことにされているな」と感じてしまうことが多く、私が今までやってきたことってなんなんだろうと自信をなくしてしまいます。でもこの歌詞を聞いて、今までの私の経験を、今の職場の意地悪な人達が知らないのなんて当たり前で、この人たちが私の経験を知らなくたって私の経験が無くなるわけじゃないと思うことが出来ました。私だけのものである、今までの日々を自分の中でそっと胸を張って、大切に守っていきたい、いつかまた私の中の自信を取り戻してくれるのもきっとその日々だからです。

君はいたほうがいいよ

冒頭でお話した通り、「私なんか居なくたって同じじゃん」と思うことが増えた時に、この歌詞を聞いて思わず涙が出てしまいました。
こんなふうに突然救ってくれるのが音楽だな…といつも思います。
「君がいるから○○ができる」「君がいないとダメ」といった歌詞が多い中、この歌詞は「いた方がいい」とフランクかつ、強すぎない言葉で語りかけてくれます。メンタルが限界まで追い詰められている時、「君がいないとダメ」と言われても、「代わりなんていくらでもいる」と思ってしまいますが、「君はいた方がいい」と言われると、なぜか納得出来てしまう。不思議ですよね。
意地悪な言葉をかけられても、経験を誰も知ってくれなくても、知ろうとしてくれなくても、私はいた方がいいんだ、と自分に言い聞かせて今を乗り越えていきたいです。

皆さんだって同じです。もしかしたら、悲しいことがあった時、苦しいことばかりが続く時、失敗してしまった時、自分なんかいらないんじゃないかと思ってしまうかもしれません。でも、皆さんがいることで動いていることは必ずひとつはあって。代わりがきかない。だから皆さんはいたほうがいいんです。

長くなってしまいましたが、ここ数日でグッと引き込まれた曲をご紹介しました。
気分の浮き沈みが激しくて疲れる日々で、何とかしなくちゃなと思うんですが、音楽を聴くとそれが和らぐ気がして。こうやって文字にすることでもっと和らいでいく気がして。だから少しづつでもこうやって続けていこうと思います。

最後まで読んでくださってありがとうございました。素敵な日曜日をお過ごしください。

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